マクドナルドのハッピーセットのおまけに、絵本があるって今ごろ知りました。
しかも、現在配布中のものは、すでにもう第9弾だとか。
我が家は普段ほとんどマクドナルドには行かないし、テレビも見ないのでCMも見たことがなく、まったく知りませんでした。
おまけは、子どもの好きなアニメのキャラクターやファンシーキャラのグッズかおもちゃだろうと思いこんでいましたが、いまや絵本や図鑑もおまけになっているのですね。
うかつでした。
どうせおまけと侮るなかれ。
人気の絵本作家さんが描き下ろした作品だというではないですか。
絵本修行中の私、見逃すわけにはいきません。
早速、子供が学校に行っている間に、こっそり近所のイオンモール内のマックに行ってゲットしました!
しかし、さすがおまけ。思ったより小さいです。

一般的な絵本と比べるとこんな感じ。
絵本は、縦長、横長、大中小、いろいろあるので、「一般的」っていうのもないかもしれませんが、比較のため一緒に写真を撮ったのは「100万回生きたねこ」です。
確かに小さいのですが、ちゃんとハードカバーで、立派な絵本の装丁です。
作者は高畠那生(たかばたけ なお)氏。
1978年岐阜県生まれの絵本作家であり、イラストレーターでもあります。
絵本は、「チーター大セール」「でっこりぼっこり」「まってるまってる」「バナナじけん」他多数の著作があり、「カエルのおでかけ」で第19回日本絵本賞を受賞しています。
さて、この「ブロロンどろろん」ですが、なかなかの秀作だと思います。
豪快な色使いの絵に、ナンセンスなお話が楽しいです。
なぜか道端に落ちているペンキの缶。
そこをブロローン!と車が通って、バシャー!
ペンキをかぶってしまった人の後ろの壁には、意外な形が・・・という繰り返し。
何の形になるか想像させてページをめくる、というクイズ的な要素もあって、絵本セラピーのアイスブレイクのパートに使えそう。
もうちょっと大きいサイズだったらよかったのに・・・と残念に思わないでもないですが、小さい絵本は小さいなりに、きっと活躍の場があるのだと思います。
ちなみに私は、これよりさらに小さい「愛蔵ミニ版 すてきな三にんぐみ」を持っています。
常にバッグにしのばせておいて、初対面の方に自己紹介代わりに一冊読んであげる、なんて使い方もできるそうですよ。
