気づいたこと・考えたこと

オンラインサービス続々登場

ご存知のとおり、小中高校が一斉に臨時休校となり、各種イベントや展覧会も中止となり、多くの娯楽施設が臨時休業しています。

ニュースでは、消費の極端な低迷、経済の深刻な落ち込みについて、悲観的な報道が連日されていて暗い気持ちになるのは否めません。

 

しかし、こんな中で「今できること」をすぐに見つけて、素早く行動している人、組織もあります。

まずは子供の学習支援サイト。

休校になり、自宅にいる子供たちに、無理なく楽しみながら学習を進められるサイトは結構あります。

 

文部科学省の「子供の学び応援サイト」

経済産業省の「#学びを止めない未来の教室」

これらは、いわゆる「お上」が今回の一斉休校の措置に対応して、オンラインでの学習サービスを提供している会社、組織のサイトを紹介しているものです。

こういったものの中から、自分の使いやすいもの、気に入ったものを探して利用するのもいいかもしれません。

 

ただ、こういうのをあちこち見て試しているうちに、あっという間に結構な時間がたってしまっていたりします。

勝手に出てくる広告に気をとられて、いつの間にか学習と関係ないものを見ていたりってことも。

結局、ある程度まとまった体系的な学習はできないまま、なんとなく時間を過ごしてしまうことになるのではないかと思います。

それに、子供にずっとパソコンの前にいられちゃ困る!っていう大人の都合もありますしね。

 

それよりも、こんなのがいいのではないでしょうか。

フェイスブックのお友だちからシェアされてきた記事。

北海道で小学校の先生をしている方が、YouTubeで授業をアップされています。

今回の事態を受けて、まずは動き出したという感じで、動画に慣れたYouTuberやタレントと違って、動きやしゃべりのぎこちなさはありますが、授業はプロです。

実際に学校で使っている教科書を使って、まずは4~5年生の算数を、単元ごとにわかりやすく授業してくれています。

こういう動きは、先生、講師の方たちの間で広がっているようで、無料授業の参加を募る告知を何度か目にしました。

まだまだ日々コンテンツが追加されている状態で、完璧じゃないかもしれません。

でも、休校前の学校の授業でわからなかったところ、先生が駆け足で終わらせてしまったところ、授業できないまま休みになってしまったところなどを、単元を選んで視聴してみるのは有効かもしれませんね。

 

また、学習ではありませんが、こんなのもあります。

ミュージシャンでマジシャンで翻訳家の大友剛さん。

いつも公演、ライブ、イベントで大忙しなのですが、この騒ぎですべて中止、延期、キャンセルに。

と思ったら、すぐにご自身のYouTubeチャンネルを二つも開設し、

メインのピアノ講座と

舞台裏や日常のことを題材としたセカンドチャンネル「日日是好日」の配信を始めてしまいました。

そして、なんとなんと、ライブが大好きな大友さん、毎晩のようにフェイスブックライブでご自宅演奏した「お部屋 de LIVE」を生配信してくれているのです。

 

もちろん、オンラインだと、家事をしながら聞いてしまったりして、リアルなLIVEのような没頭感はありませんが、今できることで精一杯サービスしたいし、楽しもうよ!という熱意がすごいと思います。

 

他にも、ZOOMを使ったイベントや交流会など、いろんな分野で動きがあるようです。

そして、これらのサービス、活動がほとんど無料というのが驚きです。

コロナウィルス騒動、大きな災禍ではありますが、もしかしたら時代が大きく変わるきっかけになるかもしれませんね。

 

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