つくばの絵本専門書店「えほんや なずな」で毎月1回開催されている「絵本の井戸端」。
お題にちなんだ絵本を参加者が持ち寄り、紹介し合っておしゃべりするという楽しい会です。
3月12日、コロナの影響で開催が危ぶまれましたが、少人数ですし換気しながら開催することになりました。
お題は「花」。
春になるとあちこちで咲き始める花、花、花。
みんな持ち寄る絵本が違っていて、今まで知らなかった絵本、スルーしてしまっていた作品に出会えるのが楽しみです。
最初は、店主いちみちゃんセレクトの一冊を読み聞かせてくれます。
今月は、これ。

この時期に「花」のお題となれば、桜やバラ、お花畑やガーデニング、色とりどりの華やかな絵本が集まった中で、なんとも渋い選書じゃないですか。
馬子に恋してしまった月見草の精が、娘の姿になって馬子のところにやってきて、花嫁となって幸せな日々を過ごしていたのですが、ある日・・・
という佐賀県の民話です。
花にまつわる絵本を紹介しながら、その絵本との思い出や、絵本のお話に共感を覚える自身の体験談など、温かい話題に終始する楽しいひと時でした。
また、話題は絵本の中だけにとどまらず、茨城県内の桜の見どころ、結城の桜の見本園のことや、つくばエクスプレス守谷駅にある切り絵で有名な滝平二郎さんの作品のこと、原発事故で失われてしまったバラ園のことなど、知らなかったお役立ち情報も飛び交いました。

ちなみに、先月の「絵本の井戸端」の記事はこちら。

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