こんにちは!男子二人ママのらくちゃんです。
さて、つくば市では新型コロナウィルス感染拡大対策として、3月6日から公立の小中学校が休校になっていました。
そのまま春休みに突入し、始業式も入学式も吹っ飛ばして、休み続けていましたが、いよいよ5月21日から分散登校が始まりました。
そこで、わが子の分散登校と休校中のことについて、まとめておきたいと思います。
分散登校の方法
わが家は、長男がつくば市立の中学校、次男が同じくつくば市立の小学校に通っています。
「つくばスタイル」と言って、つくば市は小中一貫教育のシステムを取っているので、長男も次男も同じ「つくば洞峰学園」ということになっています。
しかし、分散登校のシステムは統一されていません。
小学校は、地区ごとにAとBの2グループに分けて登校。
Aグループになったうちの地区は、21日に登校し、昼前に帰ってきました。
休校中に出されていた課題プリントの進捗確認と、時間割に沿った授業を少ししたようです。
中学校は、出席番号の奇数と偶数に分けて登校。
うちの子は偶数なので、22日に登校でした。
学年ごとに、20分ずつずらした時間差で登校し、昇降口で健康観察カードの確認をして教室へ。
コロナウィルス対策の基礎知識みたいな話を聞いて、学級活動をして、やはり昼前に下校。
同じつくば市立の中学校でも、お友だちが通う別の中学では、早速授業に入ったようです。
同じ市内の公立でも、学校ごとにやり方やカリキュラムは違うのですね。
今週も、微妙に兄弟で登校日も時間も違うので、送り出す親の方も混乱します。
子供たちの声
うちの息子たちは、学校が大好きなので、とにかく少しでも学校に行って友達と会えることは嬉しくてたまらないようでした。
教室の雰囲気は、やはり教室の半分しか児童生徒がいないので、寂しい感じです。
前後には人がいなくて、斜め前後には人がいるくらい。
マスクをしたままで授業です。
まずは、宿題で出されていたプリントの確認と進捗の確認をして、できていない人が多かった問題の解説などをしたそうです。
給食もなし、部活もなし、学校行事も未定ですから、子供たちも戸惑い気味ですが、とにかく学校に行って人に会えただけで一歩前進の感はあります。

休校中の学習
課題は、量だけはたくさん出されていますが、その進捗管理は、本人と家庭任せですから、個人差は大きいですよね。
習っていないところは、動画配信などを見て予習をしてやるわけですが、Zoomなどのミーティングではなく、ただの動画配信なので、どれだけの人が見ているのか・・・
ちなみに、うちは動画は見てませんでした。
学校から出されたプリントをこなすだけで、精一杯だとか。
長男の通う中学校と公園を挟んでお隣に、私立中高一貫校があります。
こちらに進学した子のお母さんに聞いたところ、早々にオンライン授業が始まっているとのこと。
ここは、県外や東京都内から来る子もいるので、登校は6月半ばまでないそうです。
Zoomを使った双方向の授業に、子供同士のホームルームなどもあるらしく、吹奏楽部志望のその子は、同じ音楽が趣味のお友だちもできて、楽しそうにやっているとか。
小学6年生の次男も、新学期に学校が始まらないと分かった時点で、授業動画が見られるサービス「スタディサプリ」を始めました。
配布された教科書を見ながら、10分前後の動画授業を視聴し、練習問題を解いていきます。
マイペースな次男も、「わかりやすい」と言って、気に入っているようでした。
しかし、学校からプリントの束や漢字ドリル、計算ドリルの宿題が出されるようになりました。
要領が悪く、それでいてまじめな性格の次男、プリントの束をこなすのに精いっぱいで、スタディサプリにログインする時間がなくなりました。
教わっていないのに、自分で教科書を見ながらプリントを解くのは、難しい子もいますよね。
昨日も、プリントの束を持って私の横に座った次男。
「わからない・・・」と言ってべそをかき始めました。
ちなみに、次男が通っていた学習塾「花まる学習会」は、4月からオンライン授業になりました。
Zoomを使っての授業です。
先生からの声かけもあり、双方向のコミュニケーションのある授業ですが、うちの子は画面に映るのが照れ臭いみたいで、半分隠れるようにして授業を受けています。
こういうところは、大人と違って、慣れるのに時間がかかる子もいるかもしれませんね。
とにかく、過去に経験したことのない事態で、先生方もどうしていいかわからず、手探りの状態なのだと思います。
この学習の遅れは、数年かけて取り戻していくということも聞きますが、中学生、高校生は、数年も待たずにすぐ受験生になってしまいます。
すぐにオンライン授業に切り替えた私立校と、プリントだけを山ほど配布した公立校。
塾に行っていた子、塾も休校になった子、塾がオンラインに切り替えた子。
家庭のネットや機器の環境、親の教育に対する意識。
いろんな要因で、この期間に学力格差が広がったと思います。
これからしばらくの間、受験や就職で、不公平感や不平等感はあるでしょう。
そんな時代だからこそ、私は腹をくくることにしました。
「自分で強く生きろ」
「この時代を楽しめ」と。
テストの順位も偏差値も、学歴も、けっして将来を保証してくれるものではありません。
この休校中、筋トレに励んで腹筋を割り、けん玉の腕を上げ、ピカソのフルネームとタイの首都バンコクの正式名称(どちらもとても長~い名前)を暗記して(まったく役に立たない)、いい気になっている長男なら、きっと大丈夫と信じたいと思います。
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