日々のあれこれ

124年ぶりの節分で、小学生に読み聞かせた絵本

こんにちは!

大人にも子供にも絵本を読んでいる、絵本セラピスト🄬らくちゃんです。(プロフィールはこちら

 

2021年2月2日は節分です。

節分といえば、2月3日と思っていましたが、地球が太陽を回る周期の関係で、時々節分の日が変ることがあるのだとか。

実は、37年前の1984年は2月4日が節分だったのですが、2月2日が節分になるのは、1897年以来124年ぶりなのだそうです!

 

今、生きている人で、経験している人はほとんどいないということですね。

そんなレアな日に、小学校の読み聞かせの当番があたるとは、なんてラッキー。

 

124年ぶりの節分に読んだ絵本

今日は、3年生の教室で、2冊の絵本を読みました。

まずは、今年の干支にちなんで「うし」の本。

いろんな動物の鳴き声を、イギリスでは、スペインでは、フランスでは、そして日本ではなんていうかを紹介します。

「けど うしはどこへ いっても

『モ~!』

って なくねん」

 

この繰り返しに、子どもたちは大うけ。

マスクをしながらも、元気に声をそろえて「モ~!」って言ってくれました。

 

 

 

そして、もう一冊は、節分ですから「鬼」の絵本。

感動物は、途中で私の声が詰まってしまうので、いつも楽しい絵本を読みます。

今日は、これ。

オニのサラリーマンの「オニガワラ ケン」の一日を、ユーモラスに描く楽しい作品です。

オニガワラ氏の家族は、奥さんと子ども二人。

地獄勤めのサラリーマンです。

愛妻弁当を持って、混み合う通勤バスに乗って、職場の地獄まで出勤しています。

この日の担当は、血の池地獄の見張り。

お昼を食べて、つい居眠りしてしまった時に、大変なことが!

 

芥川龍之介の名作、「蜘蛛の糸」のパロディもさりげなく挿入されていて、そこに気づくとまた楽しい。

 

大失態で、エンマ大王様に叱られて、トホホのオニガワラさん。

帰りに赤ちょうちんで、一杯飲んで帰ることに。

まさに、サラリーマンの悲哀たっぷりなのですが、コロナ禍でリモートワークが主流となってくると、こんな光景も過去の懐かしいものになっていくのでしょうか。

 

今回、聞いてくれた小学3年生の子どもたち、意外なところに気がつきました。

冒頭、出勤前のオニガワラさんと子どもの会話。

「おとうちゃん、いってらっしゃい。おみやげかってきてな」

「あかん、あかん。きゅうりょうびまえや」

 

ここをしっかりキャッチしていた子。

最後の方で、エンマ大王に怒られて意気消沈。

「こんな日は、一杯飲んで帰ろうか」

というオニガワラさんに、「給料日前じゃないのかよ~」と鋭いツッコミが。

 

子どもたちの生き生きとした反応で、楽しい読み聞かせになりました。

 

 

節分におすすめの絵本

季節の行事にちなんだ絵本を読むのは、家庭での会話のネタにもなり、楽しいものです。

節分も、節分行事や鬼を題材にした絵本はたくさんあります。

今まで読んできた中で、反応のよかったもの、私の好きな作品をいくつかご紹介します。

 

豆をまかれて鬼は退散。

逃げ遅れたちび鬼は、人間の子どもたちと仲良く遊び始めます。

鬼の親分は、ちび鬼を奪還しようと、鎧を着て戻ってきますが・・・

 

節分の夜、男が一人で酒を飲んでいると、外で「さむいよー」と声がする。だれかと思ったら、鬼たちだった。それなら入れと男は誘い、やがて宴会がはじまった。 そこへ・・・

いつも追い出される鬼も誘い込んでしまう、心温まる楽しい絵本です。

 

おふくさんは、まいにちにこにこみんなでたのしくくらしています。

あるひ、こわーいおにが「こわがらせてやるぞ!」とやってきました。

でもおふくさんたちは「こわいかおはつまらない!いっしょにわらいましょ」といいました。

さあ、おにとおふくさん、いったいどうなる!?

 

この、鬼の頭の上に乗っている女の子は、やまんばの娘の「まゆ」。

最初はまゆを食べようとしていた鬼だけれども、そうとは知らずお手伝いをするまゆの怪力ぶりにしだいにたじたじになっていき・・・。

やまんばむすめ、まゆのお話は、シリーズで何冊も出ていますので、いろいろ読んでみても楽しいです。

 

これは、初版1965年のロングセラー絵本です。

読み聞かせでは、私が泣いてしまうので読みませんが、子どもたちにはぜひ一度は読んでもらいたいお話です。

 

なんで今年の節分は、2月2日なの?

節分は、春の始まりとされる「立春」の前日。

立春は「冬至」と「春分」の中間です。

これらは太陽の動きをもとに1年を24等分して季節を示す「二十四節気」の一つで、太陽と地球との位置関係から決まります。

国立天文台天文情報センターによると、地球が太陽の周りを回る時間が365日ちょうどではないことが原因で、立春や節分がずれることがあるそうです。

4年に1度、うるう年があるのも、このずれを調整するためですが、これだと400年でほぼ3日増えてしまうのだとか。

そのため、400年間に3回うるう年を減らして、実際の気候と暦が合うように調整を繰り返しているのだそうです。

その結果、立春や節分などの日付も時々変わるというわけです。

 

1985年から、節分は2月3日が続いていましたが、その前には2月4日になった年もたびたびあったそうですよ。

2022~2024年は2月3日になり、2025年と2029年は2月2日になるそうです。

 

いずれにしろ、明日は立春。

春はもうすぐそこです。