こんにちは!
つくば市在住の主婦、らくちゃんです。(プロフィールはこちら)
お正月といえば、「おせち料理」なのですが、どうもがんばって作る気になれません。
だって、子どもたちはあまり好んで食べないし、お店は元旦から開いているから作り置きの必要ないし・・・
でも、季節や行事の食文化をまったく無視するのも寂しい。
というわけで、少量ずつ詰め合わせになったパックや、個包装のものを買ってしまいます。
そんな手抜きの中でも、ささやかなこだわり。地産地消で「茨城をたべよう」マークの製品を買ってみました。
「茨城をたべよう」とは?
全国の都道府県魅力度ランキング最下位常連の茨城県。
目だった魅力はないかもしれませんが、実は美味しい農産物をたくさん出荷している農業県なのです。
その農産物をアピールするため、「茨城をたべよう」という取り組みがあります。
運営している「いばらき食と農のポータルサイト」に、以下のような説明がありました。
「茨城をたべよう」は、茨城のおいしい食材の魅力をみんなで広めていく合言葉です。茨城県では、新鮮で安全な農林水産物やそれらを使った加工品等の消費拡大及び認知度向上のため、広く県内外にその魅力を発信しています。
https://www.ibaraki-shokusai.net/about/
平成24年に「茨城をたべよう運動推進協議会」が設立され、始まった取り組み。
息子たちが小学生の時も、学校でこんなクリアファイルをもらってきました。


おせちに使った「茨城をたべよう」
常陸大黒

「黒豆」といえば、「丹波の黒豆」や北海道産の豆が有名ですが、「常陸大黒」という大粒の黒豆があるのです。
しっかり、「茨城をたべよう」のロゴマークも入っています。

大粒で黒々、つやつや。

どれくらい大きいかというと、

約3.5センチ。
それもそのはず、茨城県が育成した、ベニバナインゲン(花豆)のオリジナル品種なのです。
黒豆というより、花豆やお多福豆の食感で、ホクホクおいしくいただきました。
笠間の栗と紅天使
甘くおいしい栗きんとん。
以前に作ったこともありますが、サツマイモを裏ごしして練り上げ、そこに栗の甘露煮を合わせます。
この裏ごし作業が結構大変。
そこでこちらを購入。

栗もサツマイモも、茨城県は最強です。
栗は、茨城県が全国一位の生産量。
中でも笠間の栗は、ブランドです。
そして、サツマイモは全国二位の生産量ながら、干し芋になると全国一位。
どちらにしても、量、種類とも豊富に出回っています。
この商品に使われているサツマイモ「紅天使」は、「蔵出し焼き芋 かいつか」というお店の自社ブランドのおいも。
糖度が高く、焼き芋にするとネットリとしています。
メディアにも度々取り上げられている有名店で、つくば店が近くにありますが、土日はお店の前は大行列。
「かいつか渋滞」ができるほどです。
そのブランド栗とブランド芋を使った栗きんとん、ネットリととろける甘さとホクホク栗の食感がマッチして、美味しくいただきました。
小美玉の鶏卵「ほのあかね」を使った伊達巻

茨城県は、鶏卵の生産も日本一だそうです。
その中でも黄身の濃い「ほのあかね」を使った伊達巻。
地元のスーパーマーケット「カスミ」のオリジナル商品のようです。
カスミのフェイスブックによると、
~ほのあかね伊達巻~
茨城県小美玉産のカスミオリジナルブランド玉子「ほのあかね」を使用し、濃厚な旨みが凝縮したしっとりジューシーな伊達巻です。
カスミのフェイスブックより
優しい甘みにフワフワ食感。
おせちの中で伊達巻だけは好きな長男が、一気に食べてしまいました。
おせち以外の「茨城をたべよう」
いちご
「茨城をたべよう」は、他にもいろいろあります。
おすすめなのは、これからが旬のいちご。
「いばらキッス」という品種が、茨城県のオリジナルブランドです。
メロン
茨城といえば、なんといってもメロンです。
生産量日本一で、アンデス、クインシー、イバラキングなど、種類も豊富。
贈り物にも「ばえる」ので、メロンの季節はせっせと県外に住む親せきや、お世話になった方に送っています。
茨城のメロンを使ったご当地限定グミなども、UHA味覚糖から販売されていました。

まとめ
都道府県魅力度ランキング最下位常連だろうが、気にしません。
探してみれば、魅力がいっぱい、美味しいものいっぱいです。
各地のおいしいものをお取り寄せしていただくのも楽しいですが、地元に目を向けて再発見するのもいいものです。
また、真摯に農業に取り組み、商品開発に挑戦する生産者さんの物語にも感動します。
せっかく縁あって茨城県に住んでいるのですから、地元の美味しい産物をたくさんいただこうと思います。