絵本セラピーってなに?

絵本セラピー🄬は、大人に数冊の絵本を読み、感じたことを分かち合ったり、簡単な問いかけでワークをし、その結果を共有し合ったりする、大人のためのワークショップです。

絵本の力を借りて、ありのままの自分で交流できる安心安全の場であり、絵本セラピー🄬は、その場作りの技術でもあります。

 

 

絵本セラピー🄬という考え方は、絵本セラピスト協会の代表、岡田達信氏(たっちゃんと呼ばれています)が、「大人が絵本を読むと、深いメッセージを受け取ることがある」と感じ、身近な大人に絵本を読み始めた事から始まりました。

「同じ絵本を読んでも、全く違う受け取り方をする人がたくさんいる」ということに気がついたのです。

たっちゃんは、以前建設会社に勤める一級建築士でした。

管理職になり、人材育成や心理学、マネジメントなどを学ぶうちに、それらの知見と絵本の内容や、絵本を読んだ時の反応に、シンクロする部分が見えてきたといいます。

絵本の感想や受け取り方には、その人の経験や価値観や知識などが垣間見え、絵本はまるで心の鏡のようだと感じたのです。

そこで、絵本で感じた事などを通して自分を知る機会になるとの思いから研究と試行錯誤を重ね、「絵本セラピー®」というプログラムが2007年に誕生しました。

絵本セラピスト協会代表のたっちゃんと

 

 

参考図書

絵本はこころの処方箋」(岡田達信著 瑞雲舎)

 

絵本はこころの架け橋」(岡田達信著 瑞雲舎)

 

らくちゃんの絵本セラピー実践例は、「絵本セラピー」のカテゴリーに多数あります。