こんにちは!
大人に絵本を読んでいる、絵本セラピスト🄬らくちゃんです。(プロフィールはこちら)
2021年1月23日、友人と共催で、オンライン講座「絵本で気づく私の未来 4観点で今年の目標を開いてみよう」を開催しました。
どんな講座?
私の絵本セラピーと、相棒の木村律也さんの「原田メソッド式4観点で目標を描く手法」を、1時間で体験してもらおうという欲張りな企画です。

前半は、絵本セラピー
絵本セラピスト🄬の私が選んだ3冊の絵本を読みました。
干支の丑(うし)にちなんだナンセンス絵本で、クスっと笑ってまずはリラックス。
2冊目の絵本に導かれて、自分のやりたいこと、欲しいもの、制限を外して探り、3冊目では物語を共有します。
夢って?
目標って?
それはなんのため?
そして、誰のため?
そんな問いを投げかけて、後半のパートにつなぎます。
ちなみに、今回講座の中で読んだのは、この3冊。
後半、4観点で目標を描く
前半の絵本で問いを投げかけ、後半は木村律也さんのファシリテーションで、4つの観点で目標を見ていきます。
木村さんは、原田メソッド認定コーチであり、アドラー流メンタルトレーナーでもあります。
「4観点」とは、
①自分が手に入れたい有形の目標=お金、地位、賞、資格など
②自分が手に入れたい、または①によって得られる無形のもの=喜び、誇り、達成感など
③それによって他者や社会にプラスとなる有形のもの=会社の売上、家族、友人、顧客が得られるベネフィットなど
④それによって他者や社会にもたらされる無形のもの=喜び、ポジティブ感情、安心、勇気など
たとえば、誰もが知っている桃太郎を例にとってみると、こんな感じです。

自分の目標の場合、この4つのものは何なのか、前半の絵本の登場人物を例に挙げたり、旅行という身近な目標設定と達成のプロセスに当てはめたりしながら、解説していきます。
タイマーで時間制限を設けて、4観点を一つずつ書き出していくワークをするのですが、感情に向き合うことで、本当に自分が価値を感じる、ワクワクする目標が描けると考えます。
自分の目標を、4つの方向から多角的に描いていくことは、慣れていないとなかなか思い浮かばないもの。
それを絵本の登場人物の心情に当てはめて考えてみることで、わかりやすくなったのではないかと思います。
参加者の声
ご参加いただいた方々から、感想をいただきましたので、一部ご紹介いたします。
「ええたまいっちょう」にホロリ、四観点に置き換えて学びました。
「ホロリ」と感情が動くことで、目標がグッと自分に近づきます。
どの絵本も絵も可愛くて内容にも感動しました。また4観点の話も心に浮かんだ事を言葉にするという作業がとても良いと思いました。
心に浮かんだことや、ふっと頭をよぎったことは、しっかりつかまえておかないと、すぐに薄れて忘れてしまうもの。
言葉にして、書き留めるということは、心にも刻み込む効果があります。
4観点で絵本をつかって開くのは新鮮でした。ワクワクする目標設定ができました。
「ワクワク」はとっても大事な要素です。
パフォーマンスを出すには、「何を」×「どんな気持ちで」行動するかで決まると言われています。
ワクワクしないことを、いくらやっても、なかなか成果は出てこないもの。
絵本で心を柔軟にして、自分のワクワクポイントにアクセスしやすくなったのだとしたら嬉しいです。
童心に戻ることができ、初心を思い出すことができました。
童心に戻る・・・いいですね!
子供の頃に大好きだったこと、得意だったことは、自分の強みであることが多いもの。
そこを再発見できると、目標も輝いてくるのではないかと思います。
絵本を読んで頂くのは良いですね。汚いボールを蹴るところから、何故か泣けてきました。 りっちゃんの旅行に例えるのはわかりやすいと思いました。
子供のものと思われている絵本に、大人が心を動かされる体験をしていただけるのは、絵本セラピストとしても嬉しいことです。
個別セッション承ります
今回は、1時間で絵本セラピーと、4観点での目標の描き方を体験する、ダイジェスト版のようなもの。
きっと物足りない部分、忙しく駆け抜けてしまった部分もあったかと思います。
もし、興味を持っていただけたら、個別セッションも承ります。
絵本セラピーだけを、じっくり味わうのもよし。
4観点をもっと深めて学び、その後の行動計画作りにつなげるのもよし。
さらに「原田メソッド」の他の目標達成ツールについて、学ぶのもよし。
どうぞお気軽に、このブログの「お問合せ」からご連絡ください。
また、絵本セラピーのことなら「絵本セラピスト協会」、4観点や原田メソッドについては「原田教育研究所」へお問合せいただくと、他のセラピスト、講師、他の講座のご紹介もいたします。