わたしが絵本講師になったわけ
rakchaang
私はもともと、大人のための絵本セラピー®だけで十分──そう考えていました。
わが家の息子たちはすでに“読み聞かせ期”を卒業し、私自身も「子ども向け」に絵本を語る場面はもう来ないだろうと思っていたのです。
ところがある日、ふと気づきました。
「子育てに絵本を届ける相手も、やっぱり大人なんだ」 と。
寝不足で必死に子育てをしている若いママやパパにこそ、絵本を介して“笑顔と元気の種”をまきたい。
そして原田メソッドで学んだ――
自己肯定感を育てること
夢や目標を描く力
セルフコーチングで前に進む心の筋力
これらのライフスキルを、絵本を入り口に分かち合えたら、親自身が変わり、その姿を見た子どもたちにも必ず良い循環が生まれるはずだ──そんな想いが芽生えたのです。
そこで私は、NPO法人「絵本で子育て」センターが認定する絵本講師の資格を取得しました。
目指したのは、単に「読み聞かせのコツ」を伝える講師ではなく、
親が自分を整え、自分らしく夢を描き、子どもと一緒に成長していく ための絵本講座です。
子どもに明るい未来や才能の花を咲かせてほしいのなら、
まずは “子どもを導く親” の心づくりから。
その信念を胸に、今日も絵本を手に、親子の笑顔と未来を応援しています。





