子育て

子供の持久走大会に思うこと

11月29日、次男の通う小学校で、持久走大会がありました。

雲一つないすっきりとした快晴ながら、田んぼや土手には真っ白に霜がおり、霜柱が立つ寒さとなりました。

 

毎年、学校の周りの田んぼ道や小川沿いの農道を走るので、保護者のボランティアが要所要所に安全見守りに立ちます。

万全の寒さ対策をして、私も小川のほとりに立っていました。

 

3、4年生の中学年から走り始め、2年生、1年生、最後は盛り上がる高学年の5、6年生です。

次男は5年生。長男の時から数えると7回目の持久走大会。

1学年2クラスしかない、小さな学校です。

PTAや子供会、各行事のボランティアもやらせていただきましたし、長男はドッジボール、次男は野球をやっている関係で、チームメイトの子など知った顔もたくさんいて、みんなの頑張りを見るのも楽しみです。

 

前歯のない笑顔を見せながら、ペース配分もめちゃくちゃで、持久走が何かもわかってないような1年生のかわいい走りあり、意地とプライドをかけ、メダルを目指すサッカー少年や野球小僧の本気の走りあり。

その違いを見ると、子供時代の6年間の大きさを実感します。

 

しかし、見ていてつらい子もいます。

本当に苦しそうに、後ろの方を足を引きずるように走る子。

いやいや走らされているオーラが全身から出ている子。

持久走、いやなんだろうなぁ、つらいんだろうなぁ、雨が降って中止になればいいって思ってたんじゃないかなぁ・・・

その気持ち、よくわかります。

私自身、持久走も運動会も憂鬱でした。

運動が苦手で、足は短距離だろうが長距離だろうが遅いし、情けない順位をつけられ、つらいだけでした。

なので、この歳になるまで「自分は運動神経が悪い、運動が嫌い」というセルフイメージを持って生きてきました。

 

ところが、この歳になって、体力的なことや体重の増加などが気になり、雑誌のダイエットや健康特集を見ては、ウォーキングやゆるラン(楽しくおしゃべりできるくらいの無理のないペースで走る)、インターバル速歩(速足と普通歩きを組み合わせたウォーキング)などを試してきました。

(実は、体幹トレーニングやスロトレ、カーヴィーダンスにロングブレスのDVDもあります)

幸い、家の周りは恵まれた環境で、緑豊かな広い公園がいくつもあります。

A公園とD公園を結ぶ遊歩道

 

ウォーキングをしながら、鴬の声を聞いたり、季節の花や紅葉を楽しんだり、鳥や虫や小動物に出会ったりすることもあります。

 

お散歩中の水鳥と出会ったり、きれいなきのこを見つけたりして、無理のないスピードなら、6㎞くらい走っていたりします。

 

こんなことをやっていたら、幼稚園から小学校の運動会によくある親子競技や保護者競技では、結構いつも上位に入っていることに気がつきました。

私、運動神経ないんじゃなかったっけ?足、遅いよね?

今でも、確かに足は速いわけではありません。

でも、タイムを測る必要もなく、楽しくゆるランやウォーキングをして、体調良く活動的に過ごせているのは悪くないことです。

そして、今さらながら気がつきました。

私、運動が嫌いなわけじゃないんじゃないか?

 

ランナーとして知られている村上春樹も、子供の頃、体育や運動会は大嫌いだったと言います。

勝ち負けのある競技や、チームでやる球技なども苦手。

それでも彼は大人になってから走り始め(最初の動機はやはりダイエットと体力作りだったと思います)、世界各地のフルマラソンやトライアスロンの大会に出場しています。

今や、走ることは、彼にとって人生の一部であり、アイデンティティと言っても過言ではないでしょう。

 

学校の体育や、スポーツ系の行事は、ある意味必要で、子供にとって有益な部分もあるのかもしれません。

でも、それで運動嫌いや苦手意識を作ってしまっている罪な側面も少なからずあると思います。

勝ち負けに燃える子がいてもいい。(うちの息子はそうです)

順位が励みになるのもいいと思います。

でも、ただ体を動かす気持ちよさや清々しさを体験することや、友達と身体を動かしてスポーツする楽しさを知る機会を作ってあげられないものかと思います。

または、勝ち負けや順位ではなく、自分が前回よりどれだけタイムが上がったかとか、上達したかを実感できることでもいいかもしれません。

そうすれば、人生半分以上過ぎるまで、自分は「運動嫌い」と信じ込んで生きてしまうという悲劇を、少しでも減らせるのではないかと思います。

 

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