まだまだ残暑厳しい毎日ですが、息子たちは連日スポーツに励んでいます。
根っから文化系の私ですが、おかげさまで息子たちのスポーツ活動のサポートに走り回り、大忙しです。
といっても、全くタイプの違う長男と次男、スポーツへのかかわり方も違えば、所属するチームの性格もまたそれぞれで面白いものです。

中学1年の長男は、男子バスケ部に入っています。
学区の公立中学なのですが、たまたま県内でも有数の強豪校のようなのです。
昨日、一昨日もつくば市から取手市まで遠征して大会に参加。
決勝戦で相手に40点差をつけて圧勝!
去年に続いて連覇だそうです。
長男はこういうのが大好き。
バスケは未経験でバスケ部に入ったので、実力はまだまだ。昨日の試合にも出ていません。
それでもチームで盛り上がって、勝ちを目指すことにワクワクするタイプで、そのためのきつい練習も激しい指導もかえって快感に。

一方、小学5年生の次男は、スポーツ少年団の野球チームに入っています。
今日は、県大会につながる大事な大会。
この日に向けて、メンバー全員合宿もしたし、猛暑の中練習もがんばりました。
当日は、お休みのないようにとみんなで確認し合い(人数がギリギリなので)、その日を迎えました。
結果は・・・19対1であえなく1回戦敗退・・・
それでも誰も悔し涙を流すことなく、厳しい叱責を受けるわけでもなく(監督から振り返りを促す、長い長いお話はありましたが)、実になごやかに帰路につきました。
長男から見れば、「なんでそれで平気でいられるの?」という感じなのですが、そういうチームもあり、そういうスタンスがあってもいいのです。
今日の試合の中で、野球を始めて間もない次男が、ライトフライを見事にキャッチしてスリーアウトになったという場面がありました。
それをメンバーのみんなも、コーチをしてくれているお父さんたちも、「ナイスキャッチ!」「すごかったね、よかったよ!」「いいキャッチだった!」と口々にほめてくれました。
試合の結果自体は散々でしたが、その中でもよかったところを取り上げ、みんなで祝福し合うのは大事なことではないでしょうか?
また、試合観戦中に保護者の方々とお話していて知ったのですが、6年生の選手の中に、バッティングセンターのホームランだか打率だかのランキングに名前が貼りだされている子がいるとか。
チームは強くなくても、こつこつとバッティングセンターに行って練習している子がいるのです。
こういう子も、うちの次男のように野球にはいまいち興味がないけど、友達がいるからという理由で入っている子も、とにかく仲が良くて楽しそうです。
このチームを「ゆるい」「甘い」「だから強くならないんだ」と断じてしまうのは簡単ですが、きっと次男はここで過ごす時間、経験から学んでいることは少なくないと思うのです。
そして、なんと!次男が野球だけでなく、バスケも始めることになりました。
カッコいい兄に触発されて?
いえいえ、全然違います。
幼稚園時代からの仲良しのお友だちが、最近入ったバスケチームの体験練習に誘ってくれて。
そして、今我が家は今さらながらスラムダンクブーム。
次男も夢中になって読んでいます。
マンガがあんまり面白いので、ちょっとやりたくなっちゃったようです。

早速練習用ボールを買いました。
左がお兄ちゃんの、中学生用7号ボール。右が小学生用5号ボールです。
家の中でこんなものがゴロゴロと転がっていて、邪魔&危なくてしょうがない・・・
熱血とは程遠い次男。「練習、きつくないかな」「コーチ、怖くないかな」と心配しながらのぞんだ体験練習。
お友だちととても楽しくやってきて、しばらく続けてみるそうです。
