今日の新聞に、こんな記事が載っていました。
「プロが朗読 聞く読書」
オーディオブックについて書かれたものです。
実は、私はオーディオブックを愛用しています。
使っているサービスは、audiobook.jp(旧Febe)とaudibleの2つです。
使い始めたきっかけははっきり覚えていないのですが、作家の本田健さんか勝間和代さんが聞く学習を推奨していたことで、興味を持ったのだったと思います。
まずは、audiobook.jpというサービス(当時はFebeといっていました)に登録し、聞き始めました。
履歴を見ると、2011年5月となっていましたので、かれこれ8年以上聞いてきたことになりますね。
なぜ私がオーディオブックが好きかというと、不毛だった家事時間を至福の時間に変えてくれたからです。
私、実をいうと家事が好きではありません。
掃除、アイロンがけ、それとお風呂掃除が特に嫌い。
料理は嫌いじゃないけど、毎日毎日「今日何しよう?」と考えながら食卓を整えるのは、やはり面倒に思ってしまいます。
私だって仕事に出ていたかった。
なぜ家事と子育てはすべて私の仕事なのか。
家事よりももっと生産的なことや勉強をしていたい。
そんな思いがぬぐえず、どうしても被害者意識が募ってきてしまいました。
いやいややるにはあまりに果てしなく、膨大な時間。
なんとかしなければ!という時に出会ったのがオーディオブックでした。
家事は、ルーティンの段取りが大体できているので、あまり頭は使いません。
イヤホンを耳に突っ込んで、頭は作品世界に没頭しながら、体はいつもの作業を続けることができるのです。
時には名作映画を観た後のように涙を流し、感動に胸を震わせながら掃除がいつの間にか終わっていたりすることもあります。
聞くジャンルはいろいろ。
ビジネス書や自己啓発本を聞く時もあれば、ミステリーやサスペンス、話題になった小説も聞きます。
軽いエッセーや、健康本、旅行記なども好きです。
ただ、ビジネス書や自己啓発本は、軽めのものならいいですが、ガッツリ学びたいときは向いていませんね。
やはり作業しながらなので、集中力は100%ではなく、思考や記憶の精度は落ちます。
内容にワークをする部分があったりしたら、作業しながらではできませんし、図解や表などがあるものは見られません。
オーディオブックには、図表や画像などは添付資料としてダウンロードできるようになっているものもありますが、やはり後からダウンロードしてみることはあまりないです。
一方、小説、特にミステリーやサスペンスなどはすごく引き込まれます。
有名な声優や俳優さんを起用しているものも多く、ラジオドラマのように臨場感があり、途中でやめられなくなるものも。
時には号泣し、涙を拭き、鼻をかみながら掃除機をかけていたこともあります。
客観的に見ると妙な光景です。
以下に私のおススメ5選をご紹介します。
ベスト5ではなく、それぞれ大好きで順位がつけらない5つの作品または作者で、思いついたままにピックアップしてみました。
①「永遠の0(ゼロ)」「海賊と呼ばれた男」百田尚樹:作
どちらも映画化された話題作です。
大作なので、紙の本で読むのはちょっと大変ですが、オーディオだとどんどん聴けます。
原作のまま読んでいるのですが、何人もの声優を使い、効果音も入っていて、迫力があります。
涙が止まらず何度もティッシュを取りにいくために、家事の手を止めました。
② 池井戸潤の半沢直樹シリーズ、下町ロケットシリーズ、空飛ぶタイヤ、陸王など
やはり、エンターテインメントとして圧巻!
話の展開にぐいぐい引き込まれます。
組織で働く人間の生き方、美学などが鮮やかに描かれていて、共感、感動します。
③ 「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」 ―自己啓発の源流 アドラーの教え
岸見一郎・古賀史健:作
アドラー心理学の名著でベストセラー。
ドラマ仕立てで、わかりやすくアドラー心理学の基本的な考え方を学べます。
④ 「7つの習慣 ―成功には原則があった!」スティーブン・コヴィー:作 ジェームス・スキナー:訳
有名な自己啓発書の古典的名著。
ボリュームがあり、紙の本で読むのも大変。
オーディオで1回聞いてもダメ。何度も何度も自分の思考にしみこませるように、繰り返し聞くのがいいのです。
オーディオだと重くないし、いつでも好きな時に、気になるところを聞き返せるので便利。
⑤ 「冒険者たち ―ガンバと15ひきの仲間」斎藤惇夫:作
児童書もあります。
野ネズミガンバの冒険物語。
次男が好きで、寝る前に少しずつ一緒に聞きました。
スリープモードにして寝れば、物語を聞きながらいつの間にか夢の中・・・
最近、直感やシンクロニシティについて考えます。
今日もこれ、シンクロでした。
毎日ブログを書こうと思っていても、ネタが思いつかない日もあります。
今日は、地区の運動会と長男の練習試合があり、小雨降る寒い中、あっちこっちと走り回り大忙し。
ヘトヘトになって、でも「運動会や練習試合に行きました」という自己満足の日記は書きたくないな~と思いながら、夜朝刊を開いたら、この記事。
写真には、「宮部みゆきさんの『火車』を朗読する俳優の三浦友和さん(アマゾンジャパン提供)」とあります。
!!!
なんと、今私が家事の合間に聞いているのが、まさにこの作品!
そうか、今日はこれを書こう!となったわけです。
今日も素敵なシンクロに感謝。


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