つくば市内のショッピングモール、ララガーデン内で開催されていた「画荘カノン絵画教室展」が17日で終了しました。
アイキャッチ画像は、展示していた次男の作品を持ち帰り、子供部屋に適当に置いているところです。
展示中はこんな感じでした。↓

最終日、会場の受付に座るお当番でした。
私の担当時間の前のお当番の方と、少し一緒に座っておしゃべりしていました。
その方は、中学1年と小学5年生の姉妹で絵画を習っているそうです。
まぁ、うちの兄弟と同じ学年!ということで、いろいろ会話が弾みました。
兄弟でもまったくタイプが違うこと、ランドセルの中にお手紙が入りっぱなしで困ること、子供の不思議な行動、学校の成績のこと・・・いずれも「子育てあるある」なネタです。
話しているうちに、中学の成績のことに話題が及びました。
うちの長男も、その方の娘さんも、田舎ののんびりした小学校から、のんびりした公立中学に進学しました。
しかし、同じつくば市内の公立でも、中心部の学校は点数や偏差値がとても高く、子どもたちも順位や点数への関心が高いところもあります。
「このままで大丈夫なのかな、って思っちゃって。勉強ができないと、つい怒ったりうるさく言ったりしちゃうんです。」というお母さん。気持ちはよ~くわかります。
「よく、絵画なんて習わせてあげましたね」とも。
そりゃ、絵画教室に行っても学校の成績の足しにもならなけりゃ、将来メシのたねにもなりそうにありません。
でも、「好き」と思うこと、「楽しい」と感じることを思いっきりやって、上達したり、認められたりすることで育つ心は、将来きっと生きていく力になると思うんです。
だから、「やってみたい」と子供が言うことは、極力チャレンジさせてあげようと思います。
学校の勉強も気になりますけどね。
点数取れれば、その場は親も安心しますけどね。
昨今、エリート官僚が起こす事件、不始末、不祥事の数々や、中高年の働けない大人たちの恐ろしい数を見ると、「どんな人間に育ってもらいたいか」を考えずにはいられません。
「オリバーくん」という絵本があります。

オリバーくんは、ふくろうの子。
お父さんもお母さんも、オリバーくんをこよなく愛し、彼の才能に期待します。
演技が上手なオリバーくん、きっといい俳優になるでしょう、とお母さん。
医者か弁護士になるのがいいぞ、とお父さん。
オリバーくんは、お芝居やダンスの勉強を楽しみ、お医者さんごっこや弁護士のマネも楽しんでいましたが、結局オリバーくんがなった職業は…
好きなことを思いきり楽しんで、自分で進む道を決める。
その力があれば、大丈夫だと思います。
絵が好きな息子が、将来例えば漁師とか電車の運転手とかになったとしても、母は驚きません。

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