こんにちは!
研究学園都市、つくば在住のらくちゃんです。
先日、県外から遊びに来てくれた友達のリクエストで、JAXA(筑波宇宙センター)に見学に行ってきました。
ここ、子供たちが小さかった頃は、夏休みに必ず見学に行っていたところであり、お客さんを案内して行ったことも何度もあります。
基本的に、無料でいつでも行けた見学施設でした。

7年ほど前、H-Ⅱロケットの前で。

タイの優秀な理系高校生の見学プログラムの、アテンドをしたこともありました。
しかし、コロナ後、ここの見学方法が変更になっていました。
JAXA(筑波宇宙センター)見学手順
以前は、10時から16時までの開館時間なら、いつでも見学自由でした。
ところが、今は事前予約制(ホームページから予約)になっていました。
50人ずつ、30分入れ替え制です。
まず、予約した見学日時に、広報・情報棟で受付をします。

受付では、サーモグラフィーカメラで体温をチェック。
平熱が確認されたら、予約の見学時間が色でわかるリストバンドを受け取ります。

通路の一角に、宇宙兄弟がいます。

以前は、顔はめパネルだったのですが、今は感染防止のため顔をはめて写真を撮ることはできません。
予約時間までは、展示館に入れないので、待合室で宇宙開発に関する映像を見たり、ミュージアムショップを見たりしていました。

ミュージアムショップ
受付からまっすぐ奥に進み、待合室を過ぎて左手の方に行くと、「プラネットキューブ」と言われるエリアにミュージアムショップがあります。
宇宙や宇宙飛行士をかたどった置物、小物、文房具から、JAXAやNASAのオリジナルグッズ、宇宙食などが買えます。





レジの前の足ふきマットが、なにげにかわいい・・・

以前は、カフェコーナーなどもあったのですが、今は飲食はできなくなっていました。
展示館「スペースドーム」
見学のメインは、展示館「スペースドーム」です。

日本の宇宙開発を進めてきたJAXAの歩みと今を、分野ごとに紹介されています。
入り口を入ると、100万分の1スケールの美しい地球の模型がお出迎え。

見学中は、受付でもらったリストバンドを、手首に巻いておきます。

以前は、職員の方の解説がついた見学ツアーを行っていましたが、現在は中止しているようです。
かわりに、スマートフォンなどから聞ける音声ガイダンスのサービスが始まりました。

職員の方の説明、けっこうよかったんですけどね~。
普通のおっちゃんかと思いきや、人工衛星の開発を手がけていた技術者さんだったりして。
「自分が開発した最後の仕事」と愛しそうに人工衛星の説明や、プロジェクトの目的を話してくれたりしました。
宇宙開発やサイエンスのムズカシイ話はよくわからないのですが、おっちゃんの純粋な情熱、宇宙愛にちょっと感動したものです。
それが、いまやAIの音声ガイダンス・・・味気ないですが、仕方ないですね。



以前は、この中にも入って見学できたのですが、今は中は立ち入り禁止になっていました。

宇宙服も、顔出し写真撮影ができたのですが、それもなくなっていました。(写真は、5年前のもの)

以前を知っていると、いろいろ制限ができたり、なくなってしまったりしたものがありますが、それでもやはり日本の宇宙開発の現場、知識と技術の最高峰の一端に触れるのはワクワクします。
機会があったら、ぜひ予約をとって、広大な宇宙に思いをはせに来てください。

アクセス
電車
- JR常磐線「荒川沖駅」下車。関鉄バス「筑波大学中央」行きまたは「つくばセンター」行きに乗り換え、「物質材料研究機構」下車 徒歩1分。
または「荒川沖駅」よりタクシー(約15分)。 - つくばエクスプレス線「つくば駅」下車。関鉄バス「荒川沖駅」行きに乗り換え、「物質材料研究機構」下車 徒歩1分。
または「つくば駅」よりタクシー(約10分)。 - 土・日・祝日は、つくばエクスプレス線「つくば駅」バスターミナルより、つくば市の研究機関等を巡る1日乗降自由の循環バス「つくばサイエンスツアーバス」も運行されています。
車
- 常磐自動車道「桜土浦IC」よりつくば方面へ。
「千現2丁目」信号を左折。(3.5km、約7分) - 首都圏中央連絡自動車(圏央道)「つくば中央IC」より
サイエンス大通り/県道19号線方面へ。
「千現2丁目」信号を右折。(6.4km、約12分) - 国道6号線 学園東大通り入口より筑波山方面へ。
「千現2丁目」信号を左折。(5km、約10分)
高速バス
- 「東京駅(八重洲南口)」から「筑波大学」行きまたは「つくばセンター」行きに乗車し、「並木一丁目」で下車 徒歩1分。