いわむらかずお作の「14ひきのシリーズ」という全12作の絵本のシリーズがあります。
おとうさん おかあさん
おじいさん おばあさん
そして きょうだい 10ぴき。
ぼくらは みんなで 14ひきかぞく。
この文章で始まる野ねずみの一家の日常を、優しく細やかに描いた、とても心温まる作品のシリーズです。
季節ごとの行事や自然を、家族で仲良く、丁寧に、楽しみながら暮らす一家の様子が、本当に幸せそうで、家族っていいな、自然っていいな、と思わされます。
このシリーズの作者、いわむらかずお氏の美術館が、栃木県那須にあります。
物語の舞台そのままのような自然の中に立つ、小さなかわいい美術館。
いつか行ってみたいと思っている美術館です。
今日、私のサイト作りを手伝ってくれている友人に、打合せのため出てきてもらいました。
待ち合わせをしていたファミリーレストランで、ひと通り台風後の無事を確認したところで、「そうそう、栃木に行って来てね、お土産。」といってくれたのが、なんと大好きな14ひきシリーズのおせんべいにクリアファイル、そしてポストカード!
嬉しすぎます!
私が絵本好きなのを知っていて、「このシリーズ、知ってるんじゃないかな、と思って」と。
知ってるどころじやありません。
大好きな、そして思い出の作品です。
タイから帰国した時、子供は2才半と0才。
タイでも絵本は読んであげていましたが、姉に送ってもらった数冊を、繰り返し読んでいただけ。
せっかく日本に帰って来たのだから、新しい絵本を買ってあげようと思い、本屋さんに行きました。
当時は、私もまだ絵本にはそれほど興味もなく、知識もありませんでした。
何を買ってあげればいいのかよくわからないまま、選んだのはこの2冊。

「おしいれのぼうけん」(ふるたたるひ たばたせいいち:作 童心社)は、私自身が子供の頃大好きだった絵本です。
自分の子供にも読んであげたくて、買いました。
そして、「14ひきのあさごはん」(いわむらかずお:作 童心社)。
ねずみ家族のかわいらしさと美しい自然を、優しい色合いで描いた絵が気に入って買いました。
子供たちは、あまり覚えていないかもしれませんが、私にとっては忘れられない作品です。
友人がくれた素敵なおみやげが、いろいろなことを思い出させてくれました。

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