絵本

息子が視力トレーニングに通うわけ

長男は、小学5年生くらいから視力が落ち始め、6年生からメガネをかけ始めました。

近視が始まった頃、なんとか視力を回復させたいと思い、視力回復の本を何冊も読みあさり、家で目の体操やマッサージ、ホットタオルで目の周りの血行を促すなど、いろいろ試してみました。

しかし、視力低下は止められず、結局メガネを作ることになりました。

 

それでも、どうしても私が諦めきれなかったんです。

眼科医に連れていくと、「あぁ、近視ですね。治りませんよ。メガネの処方箋出しますね~」と言われるだけ。

でも、視力回復関係の書籍を読むと、眼筋を鍛えるトレーニングで視力の回復や視力低下を止める効果が期待できるとのこと。

複数の著者や眼科医が、似たり寄ったりのトレーニングメソッドを本に書いて紹介しているところを見ると、ある程度真実であり、理にかなっているのだと思います。

ダメもとで、やれることはやってみようと思った私は、数ある視力回復関係の書籍の中でも特に著作の多い中川和宏先生のトレーニングサロンが表参道にあることを知り、息子を通わせることにしました。

 

それから、約1年が経ちました。

視力は回復したでしょうか?

残念ながら、回復しませんでした。

まじめにトレーニングに通い、家でも実践していれば、それなりの効果はあったのだろうと思います。

ただし、家が遠いうえに部活が忙しく、なかなかトレーニングに通えませんでした。

そのうえ、本人の危機感が薄く、家ではスマホやタブレットをずっと見てしまうし、家でのトレーニングはおざなりになっています。

正直、視力回復のためという意味では、サロンに行く意味はないかもしれません。

それでも、どうしてもやめる決断ができずにいます。

その理由は、トレーナーの先生にあります。

 

偶然ですが、トレーナーの先生は、以前バスケットボールの選手だったのです。

中学の部活から始めたものの、そこから生活すべてをバスケにかけて、日体大から実業団チームで活躍し(当時はまだプロはなかったそうです)、遠征で世界26か国を訪れたという本格派。

息子にとっては、「かっこいい大人」のモデルケースの一人です。

トレーニングに行くと、いつも実体験から得た含蓄のある話を、さらりと語ってくれます。

練習の心構えだったり、生活の整え方だったり、予測と準備の大切さだったり、怪我をしないための心得だったり・・・

親が言うことはなかなか聞く耳を持たない年頃ですが、自分が尊敬する「かっこいい大人」の言うことは、心に響いているのではないかと思います。

また、このサロンの所長であり、視力回復、集中力や能力開発など多数の著書を持つ中川和宏先生にお会いすることもよくあります。

今日も、中川先生みずからトレーニングをしてくださいました。

小柄で、明るい色のワイシャツにサスペンダーがトレードマークの、とてもユニークでお茶目な先生です。

 

息子には、常々できるだけいろんな体験をさせたいと思っています。

そして、できるだけいろんな人に会ってもらいたい、特に素敵な生き方をしている大人にたくさん会ってもらいたいと思います。

その中から、多様な生き方の選択肢があることを知り、自分の目指したい素敵な大人モデルを見つけられればといいなと思うのです。

そんなわけで、もう少しこのサロンに通い続けることにします。

 

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