絵本

クリスマスイブに思うこと

去年も今年も、わが家はクリスマスツリーを飾りませんでした。

サンタさんも、もう来なくなりました。

去年は、クリスマスイブの10日前に私の父が亡くなり、クリスマスどころではありませんでした。

子どもたちにも、「うちは喪中だから」ということで、サンタさんがこないことを説明しました。

下の子も、2分の1成人式も終わり、サンタさんのプレゼント配布先リストから卒業したことを納得しています。

 

クリスマスにこんなにも平常心でいられる時がくるとは・・・なんてことを考えてしまいました。

子どもの頃は、もちろんプレゼントのことを考えてウキウキ、ワクワク。

大人になってからは、クリスマスに一緒に過ごす人がいないと絶望的に寂しかったり、肩身が狭かったり。

幸せに過ごしたイブもあったかな?

子どもができてからは、サンタさんとの連携プレーを成功させるための仕込みに頭を悩ませました。

6年前のクリスマスは、ツリーの下にドラえもんの日本旅行ボードゲームとレゴチーマが届いていたね。

まだちょっと難しかったけど、ママと一緒にレゴを完成させたよね。

大好きないとこのお兄ちゃんたちをよんで、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒にパーティーもしたよね。

 

そんな息子たち、いまやクリスマスを話題にすることもなく、それぞれやりたいことをやっています。

物欲もほとんどなく、欲しいものは「上達」だったり「勝利」だったり、サンタさんが届けてあげられないものに変化しました。

だからたまには、クリスマスフィーバーから冷めて、心静かにいられる時期があってもいいかな、と思います。

 

そもそも、クリスマスは何のため。

私も家族もクリスチャンではありません。

クリスマスはキリスト教のイベントのようなイメージがありますが、もともとはそういうわけでもなかったようです。

先日参加した読書講座で、そんなお話を聞きました。

クリスマスツリーを飾る意味は何なのか?

この日は冬至祭。

一番夜が長い、冬の真っ只中です。

冬が長く厳しい北欧で、春の到来を祈って焚火をたいたことに由来しているそうです。

ツリーに使う木は、永遠の命を象徴する常緑樹のモミ、マツ、スギなどです。

日本のクリスマスは、ただ商業主義に乗っかって、楽しめるチャンスには楽しもうというだけ。

特別な伝統も祈りもないような気がします。

あえて言うなら、愛する人のことを思うこと、子どもたちの幸せを祈り、笑顔を見ていられる喜びにひたることのための日なのかなと思います。

 

ふと思い立って、うちにあるクリスマスの絵本を探してみました。

いっぱい読んできたつもりだったけど、手元に残っていたのは、最近買ったものを含めてこの3冊だけ。

 

世の中には美しいクリスマスの絵本がたくさんあるのになぁ・・・

子どもとクリスマスを過ごすフェーズはもう卒業です。

これからはまた違ったクリスマスの楽しみ方を見つけたいと思います。

たとえば、本場北欧のクリスマスを体験しに行き、いろんな国のクリスマス絵本を買ってくる、とか。

また少し、クリスマスにワクワクし始めました。

 

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