7月12日、梅雨寒の小雨降る中、横須賀まで小さな旅をしてきました。
子供たちを学校に送り出すと同時に家を出て、JR常磐線と京浜急行を乗り継いで横須賀へ。
午前中は、絵本セラピスト江野澤牧子さんの絵本セラピーを受けました。

今回のテーマは「夏のお楽しみ!」。
夏にちなんだ5冊の絵本を読み聞かせていただき、6人の参加者とともに感想や夏ならではのお楽しみ、子供の頃の思い出まで語り合い、幸せな時間を過ごさせていただきました。
思い出や、違った感想が出てくるのも大人ならでは。それぞれ、一所懸命生きてきた今までの経験があるから、感じることも見るところも人それぞれで、そこが何とも言えず面白いのです。
セラピーを終えたときには、外のお天気と裏腹に、みんなの心はすでにピーカンの夏空になっていました。
そして、セラピー会場を後にして、横須賀中央駅前からバスに乗って横須賀美術館へ。
海に来た~! 天気悪いけど・・・

今、横須賀美術館では、「ねないこだれだ」誕生50周年記念 せなけいこ展を開催中。
せなけいこさんのこのシリーズは、息子たちが小さかった頃、本当に何度も何度も読んであげた懐かしい作品です。
貼り絵で作った原画の一つ一つを見ながら、幸せだった時間を思い出し(今も幸せですが)、なんともあったかい気持ちになりました。



作品は、基本的に撮影禁止ですが、一部写真OKの絵本閲覧コーナーもありました。
せなさんご自身も、二人のお子さんを育てながら、数々の作品を作ってこられたそうです。
子育ての現場から生まれた絵本の中の子供たちは、けっして天使なばかりではありません。そこが子供の本質であり、かえって愛しさがあふれてきます。
夏休み前の平日、しかも雨。美術館は人影もまばらで、静かにゆっくり鑑賞できて、最高でした!
