1月5日は、長男のバスケ部、県外に遠征しての大会2日目でした。
茨城県からの参加は息子の中学だけ。
あとは、埼玉、東京、静岡などのチームが集いました。
それなのに、わがチーム、スタメンクラスのメンバー6人が欠席という異常事態で試合にのぞむことになりました。
というのも、県選抜、県南選抜選手の特別練習会がこの日に入ってしまったため、選抜メンバーはそちらに行ってしまったのです。
残ったメンバーは、息子を含め大半が中学の部活でバスケを始めた子ばかりです。
当然悲惨な結果を覚悟して、何ごとも経験、普段より試合に出られてラッキーと思おう、という気持ちで私も帯同、応援してきました。
ところが、彼ら、予想以上の善戦をして、2勝2敗。高校生のチームにも見事逆転勝ち。
スピードや力強さ、シュートの正確さなどはスタメンの選手に及びませんが、みんなのびのび楽しそうにプレイしていて、パスまわしの息も合っていました。
普段の試合で、コートに出る機会が多くないので、彼らのプレイをそれほど見ていたわけではありません。
出たとしても、点差が大きくリードしている時に、スタメンの選手と一緒に交代で出ているだけ。
でも、ごっそりスタメンが抜けて、普段控えの選手だけでも、こんなに立派にゲームを展開できるんですね。
考えてみれば、それももっともなことです。
いつも県代表の選手と同じ質と量の練習をしているのですから。
今回の大会の一日目は、スタメンの選手も揃っていました。
お昼休みの時間には、コートの図が描いてある小さなホワイトボードを囲んで、みんなで話し合いをしていました。
1年生のベンチの末席の子まで、全員が真剣にホワイトボードをのぞき込み、先輩たちの話していることを聞いていました。
そこに、顧問の先生はいません。自主的に、選手同士がコミュニケーションをとっているのです。
強くならないわけはありません。
うちの息子は、それほどストイックな方ではありません。
どんな環境でも、一人でコツコツ高みを目指し続けるなんてタイプではないのです。
ぬるい環境にいたら、楽しくゆる~くやっていると思います。
そんな子も、この部の一員という誇りを持って、大会に出てなんとかプレイしてくるようになっています。
環境に育ててもらっていると言っていいでしょう。

私自身も、環境に育ててもらっているなぁ、と思います。
昨年絵本セラピーを共に学んだ仲間や、出会った絵本セラピストの皆さん、絵本好きの人ばかりなだけに優しく、温かく、懐の広い人ばかり。
ここでは、自分の言ったことをバカにされたり、否定されたりする恐れを感じることなく、安心していられます。
それでいて、高い向学心を持ち、行動的な人も多く、大いに刺激を受けています。


また、原田メソッドを学び実践する仲間は、高い理想と理念を持ったパワフルな人の集まりです。
原田隆史先生がもともと学校の教員で、スポーツ指導が原点だっただけに、原田メソッドの講座で知り合った仲間は、学校の校長先生やスポーツ関係者も多く、個人事業主、会社経営者や組織の要職についている人、コーチングや講師など人を導く職業の人も多数いらっしゃいました。
そんな中に、専業主婦の私がいるのは場違いでは?という心配もありましたが、それよりもエネルギーレベルの高い人たちの集まりで、私もずいぶん視点を引き上げてもらいました。

そして、普段身近にいるママ友たち、バスケ部や野球チームのお母さんたちに励まされ、助けられ、共に笑い、がんばることで学ぶことも少なくありません。
本当に、親も子も、育ててもらえる環境にいられることに感謝です。
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