絵本

マネジメントすべきなのは感情なのですね

スポーツドクター辻秀一氏の書いた「勝つための脳と心の科学」という本を読みました。

私は、勝負ごとには無関係ですし、スポーツもしません。

ただ、スポーツをやっている息子のために、アスリートのマインドやメンタルトレーニングの本を読んだりしているうちに、勝負に臨んだ時に人の脳や心に何が起きているのか興味を持つようになり、その手の本を見つけるとつい買ってしまいます。

ある意味、オタクかもしれません。

 

この本では、ざっくり言うと心の状態を「フロー」にすることで、自分の最大限のパフォーマンスが出せる、といっています。

辻先生は、「心」は状態、「脳」は機能であると言います。

つまり、わくわく、ハッピー、楽しい、嬉しい、達成感、イライラ、がっかり、焦り、不安・・・などの心の状態は、脳の使い方でコントロールできるのです。

「フロー」とは、ひとことで言うと「ご機嫌」な状態。

私たちも経験的に、ご機嫌な時の方が、怒りや不安や自信喪失に心が支配されている時より、いいアイデアがわいたり、ものごとがうまく運んだりすることを知っていますよね。

それならば、心をご機嫌な状態にしておける、脳の機能を使いこなせるようにしたいものです。

 

この本を読んでいる時に、立て続けに「感情」について考えさせられることに出会いました。

シンクロニシティでしょうかね。

 

今週、原田メソッドの体験セミナーに、サポート講師として入らせてもらいました。

「成功は技術」と言い切る原田メソッドのエッセンスを知っていただくため、セミナー会場では原田隆史先生の講演動画の一部を流していました。

私も昨年受けた講座の中で、何度も繰り返し学んだことですが、「何を(行動)×どんな気持ち、感情で」やるかが、パフォーマンス方程式です。

この方程式は、冒頭の本にも明記されていましたが、同じ量と質の勉強やトレーニングでも、どんな気持ちで取り組むかで結果に大きな違いが生じることがわかっています。

だから、自分で成功のイメージを明確に描いて、わくわくや感動を意識的に増やしなさい、と。

 

そういえば、今月参加した習慣化にフォーカスしたコミュニティの集まりは、「わくわく行動実践会」でした。

ここでも、「わくわく」という自分のポジティブな心の動きに目を向け、大事にすることで、自分の人生の次元上昇を目指します。

このコミュニティでご一緒している友人のブログで、最近こんな記事がありました。

世界で最も影響力のあるコーチと言われるアンソニー・ロビンズ氏の言葉に、こんなものがあるそうです。

「人生の達人は、感情の達人である」

確かに、プラスの感情を多く持つようにコントロールできれば、人生も幸せな時間が多くなるような気がします。

この「感情」を、周囲の環境や出来事によって自分の心にわきあがってくる受け身のものではなく、自分から「取りにいく」方法があるのだと言います。

それは、自分に朝晩10個の問いかけをすること。

アンソニーロビンスは、これをパワークエスチョンと呼んでいます。

興味のある方は、ぜひ友人のブログを読んでみてください。

 

スポーツ心理学や脳の機能に基づいたスポーツドクターのアプローチ、世界的コーチのアプローチ、それぞれ手法は違いますが、成果や人生の幸福度には感情がカギであり、それは自分でマネジメントできるものである、という考え方は共通しています。

タイムマネジメントを試行錯誤し、生産性をアップするツールやアプリを使ってみることもいいですが、この「感情マネジメント」、取り組む価値がありそうです。

 

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