タイのこと

タイの漫画界が楽しみです

海外赴任や出張が多かったオットは、日本航空のJALカードを持っています。

このJALカードに利用者には、毎月JALの機内誌「AGORA」が郵送されてきます。

 

何日か前に届いていたのを、何気なくパラパラパとめくっていたオット。

「こんなの、載ってたよ」と言って持ってきてくれたのが、アイキャッチの写真。

World Scopeというコーナーにあった、「from Bangkok タイの若き漫画家たち」という記事でした。

 

「タイ」とあったら、とりあえず目をとおす私。

記事を読んでみると、昨年12月に発表された日本の外務省主催「第13回日本国際漫画賞」で優秀賞を受賞した漫画「マイリトルキッチン2 私のおうちご飯」の紹介と、バンコクで活気を見せている漫画界の話題でした。

 

外務省主催の日本国際漫画賞については、こちらをご参照ください。

この「マイリトルキッチン」、首都バンコクで漫画家生活をする作者のPittMomo(ピットモモ)さんが、北部チェンライ県へ里帰りした際のエピソードを描いたシリーズ。

のどかな田舎生活や食文化をかわいい絵で描いた作品は、都会暮らしのタイの人達にとっても新鮮に映ったり、郷愁を誘ったりするようです。

 

そんな記事を読みながら、「あれ、どこかでこの話、見たような・・・」

思い出しました。

いつも楽しみに読んでいる、たんぽぽびよりさんのブログ「タイの子どもの本日記」で紹介されていたのです。

この「国際漫画賞」受賞のニュースをいち早く取り上げてくださり、受賞した作品の内容や前作の紹介動画のリンクもあって、それを見ながら「今度タイに行ったら、ぜひ買おう!」と思っていたものでした。

この「マイリトルキッチン 2」、実は先月2月21日に発表された、タイの Office of the Basic Edication Commision(教育省基礎教育委員会)が主催する良書賞の漫画部門にも選ばれています。

PittMomoさん、受賞後、ご自身のフェイスブックで、「このように立て続けに受賞できるとは、信じられません」と喜びを表していました。

 

私がタイに住んでいた頃、日本のアニメやキャラクターは大人気でした。

子供の頃からたくさんの日本の漫画作品、漫画文化に触れて育ってきた人たちが、いまや制作する側になってきたのではないかと思います。

これからは、日本漫画のパクリではない、タイ発の優れた漫画作品が読めるのが楽しみです。

 

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