こんにちは!タイ語翻訳者のらくちゃんです。
最近、絵本や絵本セラピーの勉強や、子供の部活動のサポートで忙しくしていて、タイ語の勉強やタイ情報のキャッチアップがおろそかになっていました。
そうしている間に、タイのドラマ界が大変なことになっていることが発覚しました。
いつもタイの子どもの本の情報を教えてくれる、たんぽぽびよりさんのブログ「タイの子どもの本日記」に、「緊急お知らせ!」の記事が。
なんと、6月2日発売の「週刊女性」6月16日号に、「全世界を魅了する、タイドラマBL旋風!」という特集記事が載っているというのです。
その、たんぽぽびよりさんのブログはこちら。↓
タイ料理や観光情報以外で、タイの記事が一般的な週刊誌に載るのは、ちょっと珍しいことです。
タイの情報や流行は、とりあえず押さえておきたいので、早速「週刊女性」を見てみました。
読んでびっくり!
今、タイのドラマ、それもBL(ボーイズ・ラブの略 男の子同士の恋愛もの)が大人気なのだとか。
こちらの、週間女性のオンライン記事でも読めます。
タイでは5年ほど前から作られるようになったBLドラマ、いまや年間20本も公開されているのだとか。
しかも、人気の作品は、テレビ放送と同時にYouTubeで即時英語字幕つきで配信されるので、世界中に人気が広まっていったそうです。
4月28日に配信された「文春オンライン」でも、このムーブメントについて詳しく書かれています。
これを読むと、タイのドラマプロデューサーいわく、「タイではもう、禁断でもサブカルでもなく、メインストリーム。これからタイはBLドラマで世界の中心になる」のだとか。
マジですか~~~!?
びっくりです。
2003~2004年ごろ、「冬のソナタ」で一躍韓流ブームが巻き起こったように、タイBLドラマブームが起きているなんて、信じられません。
「タイでBL」自体は、全然違和感ありません。
絵になる可愛いイケメンくん、多いですからね、タイ人には。
LGBTへの差別問題もあると言っても、かなり寛容な方だと思います。
私が通訳として働いていた15年くらい前でも、周りにいっぱいいましたから。
職場の工場でも、マネージャーから製造現場のワーカーまで、いろんな方が普通に堂々と働いていましたよ。
驚いたのは、ドラマのクオリティがとんでもなくレベルアップしているらしい、というところです。
私がタイに住んでいた時も、テレビでドラマは毎日やっていました。
しかし、あまり見たいと思う出来ではありませんでした・・・
お決まりのくさい恋愛劇。
ヒロインをいじめる意地悪な女がヒステリックにギャーギャー騒いでいたり、ドリフのコントかと思うようなチープなセットで芝居をしていたり、必ず三枚目役のおかまちゃんがいたり。
好きな俳優が出ている時は、一生懸命見ていましたが、それ以外はほとんど見ませんでした。
それがいまや、YouTubeにアップしたとたん、瞬く間に再生数が数百万回に達するそうです。
上述の週間女性も、文春オンラインも、そろってタイドラマの質の高さをあげています。
「練り上げられた脚本、絶妙な表情で魅せる俳優陣の演技」
「物語のテンポがよく、飽きない作り」
「細部の演出も凝っているため、視聴者は安心してフィクションの世界に耽溺することができる」
「しっかりお金と時間、そして情熱をかけて作られたことがわかる作品ばかり」

そうなのか~~~。
試しに、少しだけさわりを見てみました。
イケメンくんの恋愛模様ではなく、タイ語の響きの懐かしさに胸がキュンとします。
最近、タイ語を聞くとしても、ニュースやラジオ番組などのタイ語ばかりでしたから。
タイに行き始めた頃、こういう男の子の何気ないおしゃべりのタイ語の響きが大好きだったことを思い出しました。
タイの街並みも懐かしい・・・
今は、YouTubeで無料でいろいろ見られます。
息子たちに見つからないように、こっそり少しずつ、見ていこうかしら・・・

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