絵本セラピー

Zoomで絵本セラピーに参加しました

Zoomで絵本セラピー🄬に参加しました。

絵本セラピー🄬とは、一言でいうと「絵本を読んでもらって、心の中から出てきたことを分かち合う」ワークショップです。

本来なら、絵本セラピスト🄬が数冊の絵本を読み、それを聞いて数人のグループで感想をシェアしたり、簡単なワークをやったりします。

しかし、今は集まって、絵本を読むことができません。

 

昨年、絵本セラピスト🄬になった私も、絵本読みたいな~、絵本セラピー🄬受けたいな~と思いながら、悶々とした日々を過ごしていました。

そんな折、大阪の絵本セラピスト🄬さんから、Zoomを使った絵本イベントのお誘いが!

試験的な試みだそうですが、オンラインでZoomを使って、絵本セラピー🄬や絵本の読み合い、ブックトークのようなことをやってみるとか。

早速申し込み、参加してみました。

 

その日の参加者は、なんと全国から60名あまり。

もちろん、絵本セラピスト🄬の仲間が多かったのですが、中には絵本セラピー🄬初体験の方もいたようです。

 

参加者が大体そろったところで、主催者の絵本セラピスト🄬の方が、プログラムに沿って絵本を読んでいきます。

久しぶりに、絵本を読んでもらいましたが、優しく落ち着いた声が耳に心地よく、モニター越しでも絵本を楽しむことができました。

感想をなどをシェアするワークでは、Zoomのブレイクアウトセッションという機能を使って、4~5人の小部屋にわかれて話し合います。

私の入ったグループは、大阪や兵庫、奈良などの関西で活躍する絵本セラピスト🄬さんばかりでした。

絵本セラピーのことをよく知った仲間と、絵本の感想を話し合い、受け取り方の違いを面白がり、絵本の魅力に共感し合う時間は、なんとも楽しく、幸せでした。

 

Zoomでの絵本セラピーは、やはりリアルにはかなわない部分は少なからずあります。

モニター越しでは、絵本の大きさや質感が感じられないこと。

グループワークで、ミュートやビデオのオン・オフ操作に気を取られたり、顔出しされない参加者の方がいると、ちょっと緊張感が出てしまったりもします。

話をする際も、同時にしゃべって声がかぶってしまったり、拍手が効果的にできなかったりします。

絵本セラピーでは、安心、安全な場作りを重視しますので、そういうちょっとした不便や、緊張感が気にならないといえばうそになります。

 

しかし、メリットもたくさんありました。

この状況で、全国の人とつながれる便利さ。

60人もの参加者で、絵本セラピーをすることは、リアルではかなり難易度が高いです。

広い会場では、絵本が見えませんので、大きなプロジェクターを使って映し出したりして、準備も大変そうです。

その点、Zoomなら、参加者が各自のモニターでしっかり絵本を見ることができます。

なにより、絵本を読んでもらうことが嬉しく、みんなで絵本の感想を語り合うのが、とても楽しかったのです。

 

もちろん、リアルの場で絵本を読みたいし、読んでもらいたい。

でも、それができないのなら、できるまでひたすら何もせずに待つのか、できる範囲で行動するかのどちらかです。

Zoomもまだ充分に使いこなせるわけではないですが、何ごとも経験ですよね。

私も、私にできる絵本活動、小さな一歩を踏み出すことを考えたいと思います。

 

なお、絵本セラピー🄬について、詳しくは絵本セラピスト協会のHPをご覧ください。

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