つくばの情報

長男の高校受験を考えて、暗澹たる気分になった3つの理由

こんにちは!男子二人ママのらくちゃんです。

 

長男は、この春中学二年生になりました。

 

私は、全然教育熱心なママではありません。

学校のテストの点数も、順位も、偏差値も、よく知らなかったりします。

幸せに人生を切り拓いていく力は、そこじゃないと思っていますから。

でも、今の息子の状態だと、普通にうちから通える高校に進学しようと思っているみたいです。

バスケをやりにアメリカに行くわけでもなければ、どこかに弟子入りしてなにかを修行するわけでもなさそうです。

それなら、そろそろ目星をつけて、準備をしておかないといけません。

 

大手塾に行って明らかになったこと

1年生の時は、ちょうど半年ずつ別の塾に行き、2か所の塾を体験しました。

どちらも、小規模塾で、集団指導でした。

息子としては、どちらも「可もなく不可もなく」でしたが、塾に行ってる成果が実感できなかったことと、部活の時間と折り合いがつかなかったことが理由で辞めました。

その後、次の塾を決めかねたまま、近場の個別指導の大手塾の春期講習に行ってみました。

そこでお試ししてよければ、新学期から~という流れでしたが、緊急事態となり、塾通いは見合わせていました。

5月になり、オンライン授業が開始されることになったので、なんとなくそこで続けることにしました。

 

すると、早速子供とZoomで面談がありました。

志望校ややりたいこと、得意科目、不得意科目、普段の生活の様子や勉強時間などのヒアリングがあり、続けて保護者との面談です。

緊急事態も解除されたので、私はマスクをして教室に出向き、先生と面談してきました。

そこで、大手塾のデータと資料の整いっぷりに驚かされました。

最新版の「2020年度 茨城県・千葉県 高校入試データブック」なる小冊子ができていて、とてもわかりやすいのです。

茨城県南や千葉県の公立高校、私立高校の偏差値、必要な定期テストの点数、内申点が表になっています。

これを見れば、自分が志望する高校に何点足りないのか、他にどんな選択肢があるのか、一目瞭然。

その他、公立と私立の入試のしくみやら、選抜方法、特色選抜を行った学校リストに、入試カレンダー、面接の想定問答まで、懇切丁寧に書かれています。

こんなの、学校でも小規模塾でも、見たことがありませんでした。

 

データを見せられ、愕然としました。

「行けるとこ、ないじゃん・・・」

暗澹たる気分になりました。その理由は・・・

 

理由1

無理なく通える範囲に、ちょうどよいレベルの高校がない。

長男の高校選びの基準は、「家から近いところ」と「バスケ部に入って、バスケを続けたい」。

それだけです。

わが家から一番近いのは、自転車で20分ほどのところにある県立高校。

バスケ部もあります。(あまり強くなさそうだけど・・・)

そこには、現状、5教科合計で100点ほども!点数が足りません。

もう一校、自転車で30分弱のところにある県立高は、さらにレベルが上がります。

それ以外では、どこもバスや電車を乗り継いで、1時間以上かかります。

田舎は、バスも電車も本数が少なく、バス停も遠かったりして、いろいろと困難です。

バス代も電車代も、かなり高くなります。

高校生が、1日に2~3時間を通学に使うのは、合理的とは思えません。

 

都道府県別高校生通学時間というデータがあります。

総務省の社会生活基本調査から抽出したもので、茨城県は堂々全国3位の長さで、往復で100.5分だそうです。

ちなみに1位は千葉県で112.0分、2位は奈良県で102.5分。

茨城、千葉では、長距離通学は、普通。みんなやってるってことなんですね。

 

理由2

バスケの強い私立校は、「バスケ推薦」で入学しないかぎり、バスケ部に入部できない。

少し遠くても、スクールバスが充実していて、なんとか通えそうな私立校がありますが、ここはインターハイの常連校。

バスケで推薦されて入学する子以外は、バスケ部に入部することすらできないらしいのです。

中学の部活からバスケを始めた長男には、バスケ推薦は現実的ではありません。

同じ部活には、小学生から強豪ミニバスケチームで鍛えてきた、県選抜、ナショナル選抜選手が何人もいるので、息子本人も推薦される実力にないことはよくわかっています。

では、普通に受験して入学したら・・・

学校自体はインターハイ出場で盛り上がっているのに、自分はバスケができないなんて、ちょっと残酷です。

 

理由3

まずまず強いバスケ部があって、通学可能な学校は、私立しかない。

 

理由1にも書いたとおり、どこも遠いし、公共の交通機関は不便なのです。

だからスクールバスのあるところ、となると、当然私立しかありません。

インターハイ常連校以外で、バスケが強いところは2校候補がありますが、どちらも今一つ気が進みません。

一校は制服がえんじ色で、もう一校は暗いみどり色・・・ビミョーです。

しかも、コートからソックスまで指定のものを買わなきゃいけなくて、結構お高いという噂。

行きたくて目指す学校ならば、それでも全然かまわないのですが、他に選択肢がないからというのは、ちょっと割り切れませんよね。

 

以前、仲良しのママ友さんと、つくばの高校事情を憂いて、「いっそ離島留学とか、いいんじゃない?」と話していたことがありますが、本気でそれがいいかも、と思ってしまいます。

またはインターネットで最先端かつ個性的な学びが受けられる、角川ドワンゴN高校とか。

ただ、うちの息子は、リアルな学校生活が大好き。

友達とワチャワチャ関りあったり、学校行事で盛り上がったりするのが、何より楽しい人なので、オンラインがメインの学校は無理かなぁ・・・とも思います。

 

いずれにしろ、本気で息子と話し合い、コミットする目標を決める必要がありそうです。

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

ブログランキング参加中です!クリックで応援よろしくお願いします♪