絵本

「スラムダンクの勝利学」を一気読み

今日は長男の用事で、一緒に表参道へ。
つくばからだと往復に結構時間がかかるので、絶好の読書タイムとなります。

今回の車内のお供は、これ。

「スラムダンクの勝利学」

 

 

 

今年4月に中学生になり、バスケ部に入部した長男のために、今さらながら「スラムダンク」を買いそろえ始めました。

やっぱり、ルールやプレイを覚えるのは、マンガが早い。

バスケといえば、大人気だったスラムダンクかしら?というわけで、古本を一冊ずつコツコツと買っているわけです。

大人気だった頃、残念ながらまったくバスケにもこの作品にも興味がなく、マンガも読まなきゃアニメも見ていませんでした。

ところが、長男のために買い始め、家族みんなで読むうちに、我が家は一大スラダンブームに!

バスケを始めた長男はもちろん、母の私も、スポーツに興味のない次男までも、次の巻が届くのを待ちかねて読み、夕飯後のリラックスタイムには、Amazonプライムでアニメを見るというのがお約束になっております。

子供たちは、純粋にマンガを楽しんでいますが、私はついついストーリーの裏側に、目標達成、最高のパフォーマンスを出す要素、メンタルの重要性、チームワーク、コミュニケーションなどの側面を意識して読んでしまいます。

そんな時に見つけたのがこの本。

著者であるスポーツドクターの辻秀一氏の、バスケとスラムダンクのキャラクター一人一人への深い愛情を感じる、素敵な本でした。

目標設定の方法や行動、練習にセルフイメージや感情が大事であること、心技体のバランスに生活を重視すること、長所伸展、チームワークとコミュニケーション、誰のため?を考え、感謝を忘れないことなど、原田メソッドと共通する概念が随所に見られ、共感、納得しながら一気読みしてしまいました。

まんがの印象的なシーンを取り上げ、それを解説するように書かれた文章は、作品に対する感動と紐づけられて、理解しやすく強烈に記憶に残ります。

この本の中で述べられている考え方や方法は、スポーツの世界に限らず、何かに挑戦し、成し遂げようとするときに活用できる、生き方の真理と言えます。

梅雨寒のうっとうしい雨の一日でしたが、勝利学を学び、息子とスラムダンク談義ができた、有意義なお出かけでした。