絵本セラピー

「変化する時代と私」1月の絵本セラピー開催しました

こんにちは!

大人に絵本を読んでいる、絵本セラピスト🄬のらくちゃんです。(プロフィールはこちら

 

毎月、Zoomで絵本を5~6冊を使った、大人向けのワークショップ「絵本セラピー」を開催しています。

2021年1月は、27日と30日の2回開催しました。

 

2021年1月のプログラム

年が改まり、2021年になりました。

また、占星術の考え方では、220年周期で時代が変わると言われていて、昨年12月21日に、「土の時代」から「風の時代」に変ったそうです。

何より、去年始まったコロナウィルスの感染拡大で、私たちの生活が大きく変化してしまいました。

 

そこで、今月のテーマは「変化」。

変化する時代に、自分も変る。

自分が変ることで、世界をよき方向に変えていきたい。

そんな思いを込めて、6冊の絵本を読みました。

 

 

1冊目は、今年の干支の丑(うし)にちなんで、牛の絵本を。

実は、1回目と2回目で、違う絵本を読みましたが、どちらもユーモアあふれる牛の絵本です。

ユーモラスな牛の絵本で、楽しい雰囲気になったところで、2冊目に。

 

男の子の自由な発想で、たくさんの「なりたいもの」が出てきました。

私たちも、ご挨拶がわりに、子供の頃なりたかったものを紹介し合って、盛り上がりました。

 

3冊目はこの絵本。

とべないアヒルが、空を飛ぶ。

できないと思っていること、本当にそれはできないこと?

皆さんから、自由に感じたことを分かち合ってもらいました。

「できないと決めつけず、なんでもやってみようと思いました!」という感想もいただきました。

絵本が、チャレンジする背中を押してくれることもあるのかもしれません。

 

4冊目には、大きな変化をとげたヘラジカさんのお話。

思い切って行動し、うまれかわったヘラジカさん。

参加者の皆さんにも、今まで思い切ってやってみたこと、それから起きた変化や、行動したことで出会えたご縁など、ご自身の経験をシェアしていただきました。

 

そして5冊目。

行列のできる人気のパン屋さん「おたからパン」のお店に、おたから目当てでどろぼうに入った男と、パン屋のおやかたとのお話。

はたして、男は「おたから」を手に入れたでしょうか。

 

「あなたのおたからは、なんですか?」

そんなことを、参加者の皆さんと話し合いました。

 

最後の1冊は、

戦争で家を焼かれ、食べ物もなく困窮した日々。

ある日、お父さんが買ってきたものは、一枚の地図だった・・・

お父さんの地図が与えてくれた、豊かな時間。

 

今のコロナ禍、不便、不自由、不安、不満・・・

でも自分の見方次第で、世界は変えられるのかもしれない。

そんなことを、思いました。

 

 

参加者の声

ご参加いただいた方からいただいた感想の一部をご紹介します。

 

一時間絵本とじっくり取り組むというのは、心の中の色々なところが刺激されて良かったなと思いました。

また、読むだけではなくて、他の人とセッションすることで、感じたことや考えた事をアウトプットすることが出来て、本の印象がより深く残りました。

 

絵本を読んでもらうのは案外楽しいものだと思いました。ありがとうございました。

 

3冊目の『そらとぶアヒル』でのみなさんとの話の中で「ハトに言われたマイナスな言葉は自分に気付き、変化するきっかけになってよかったと思う」というお話しがあり、私はいつもマイナスな言葉に落ち込むタイプなのでこんな考えをすれば前向きになれるなぁ!と教えてもらった気がしました。とても面白い、余韻を残す絵本でした!
この先嫌なことが起こっても、変わるきっかけになる!と思って受け入れていけそうです。

 

絵本が共有画面ではっきり大きく見えて声も聞き取りやすく、絵本の世界に入りやすかったです。ブレイクアウトルームの違うグループではどんな話が出たのかなぁと思いました。自分とは違う感想は興味深いものでした。らくちゃん、ありがとうございました!

 

zoom絵本セラピーは普通なら会えることのないお方と時間を共有できるのがとても好きです。リアル絵本セラピーより、自分だけの世界に没頭できました。らくちゃんの読むお声が柔らかくて、お人柄がよく出てとても癒されました。また、参加したいです。ありがとうございました 。

 

ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

 

私は、テーマを決めて、絵本を選んできて読んだだけ。

絵本は一般的に販売されている、誰でも買えるものばかりです。

(出版社や著作権者から、使用の許可はいただいています。)

皆さん、同じ絵本、同じプログラムから、それぞれご自分に必要なメッセージを受け取られたのですね。

 

そうやって、少しでも目の前の方に、何か温かなもの、力になるものを伝えられたら。

そう思って、これからも「絵本タイム」を続けていきたいと思っています。