絵本

ブログを書いて得られること

会社員をしながら週末起業して、コーチをしている友人がいます。

彼は、良い習慣の作り方や習慣化で人生を好転させること、コーチングに関することなどの内容で毎日一日も休まずブログを書き続け、現在2,300日を超えました。

計算すると、6年以上になります。

その彼が、ブログの中で、

“何を書くかというアイデアは、「考えているとき」にではなく、「書いている最中」に浮かぶ”
というロルフ・ド・ベリ氏の本「Think Clearly」にある一節を引いて、考えたことを書いていました。

彼がこの一節を引用したのは、「人生で重要な『アイデア』や『気づき』は、手を動かしているときに起きる
と考えているので、共感したから」だと言います。

これ、私も激しく共感します。

 

私のブログはたかだか170記事足らず。

今年の4月頃からぼちぼち書き始め、6月頃から公開し、7~8月くらいからほぼ1日1記事のペースで書けるようになったばかり。

前述の友人とは比べ物にならないひよっこです。

それでも、毎日の出来事にフォーカスし、思考を深め、時に調べものをして、文字にしてまとめるという作業から得られるものや自分の成長は確実にあると実感します。

書こうとするから考える。

書くために、曖昧だったデータや情報を確認する。

書いているうちに、次々考えや思いがわいてくる。

そんなことはよくあります。

ネタがなく、適当に苦しまぎれに書き始めたことが、書いているうちに観察や分析が深まり、想定外にしっかり書けてしまった日もありました。

そして、その記事に「面白かった」とコメントをいただくという、嬉しいおまけも。

 

友人は、前述のブログの中で、

「これは、道を歩いてふと思いつくレベルの『気づき』とは違います。
『書く』という能動的な行為があるからこそ、『気づき』が起きるのです。
つまり、『気づき』は取りに行くものなのです。」

と書いています。

実際、道を歩いている時、おふろに入っている時、日常の何気ない瞬間に「はっ!」と閃く「気づき」もあります。

村上春樹は、ある晴れた春の日の昼下がり、神宮球場でのんびり野球を見ている時に、まるで天からひらひらと舞い降りてきたように「そうだ、小説家になろう」という考えが降ってきたと言います。

しかし、私はそんな天啓をぼんやり待って人生を終わるわけにはいきません。

 

「書く」という能動的な行為で、「気づき」を取りに行く。

これだよね、と思ってニヤリとしてしまいました。

私がブログを書き始めた頃、ちょうど原田メソッドの認定パートナーの資格を取得しました。

原田メソッドは、目標達成のためのセルフコーチングの手法と言ってもいいでしょう。

原田メソッドで使うツールは、自分と徹底的に向き合い、目標達成までのシナリオを緻密に設定し、ルーティーン行動を決め、日誌で日々の振り返りをする・・・

とにかく、書いて書いて書いて書いて書きまくります。

 

ブログも、いまや私にとって、人生をナビゲートするツールの一つとなりつつあります。

その日、自分が価値を置くテーマを一つ選び、それについて思考を深めて文字にする。

ブログを書くために、一つ行動を起こす。行ってみようかな、と思っていたところに行ってみる。

読んでみる。食べてみる。試してみる。

そんなことが増えました。

やってみると、そこにはフィードバックがあり、次にやりたことが見えてきます。

そして、そこに共鳴する、共感する、人との出会い、再会が次々と起こっているのも素敵なこと。

 

人生100年時代と言われます。より楽しく、実り多い人生を満喫するために、ブログ習慣を続けていきたいと思います。

 

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