原田メソッド

森の地図🗺自分の地図を描きながら進む

原田メソッドでは、目標を立て、行動計画に落とし込んでいくとき、「長期目的目標設定用紙」というものを書きます。

「シナリオ」とも言っています。

自分の目標を達成するために、どのような道筋を通って、いつ、どのように達成し、その時の感情はどうなのか、そこで自分は何を得られるのか、周囲の人や社会は何を得るのか、まで細かく、あたかも映画のシナリオのように描き込みます。

もちろん、最初からシナリオどおいうまく事が運ぶほど世の中甘くも単純でもありません。

私も何度も挫折し、予定通りに行かずにシナリオを書き直し、目標自体も書き直したことも何度もあります。

その目標が本当に自分のものだったのか、自分が本当に大事に思っているものは何なのか、自分の幸せって一体なんだろう・・・と自問自答を繰り返すうちに、少しずつ導かれるように自分の本当の目標や使命が見えてくるような気がします。

 

そんな体験を経て、ふと思い出された絵本があります。

「森の地図」(阿部夏丸:文 あべ弘士:絵 ブロンズ新社)

カムロという若者が、遠くに見える岩山を登ろうと決意し、森の地図を持って出かけます。

岩山の前に広がる森を進むうち、イタチやオオサンショウウオと出会います。

彼らは、カムロの持つ地図では、岩山にたどり着けないと言います。

それでもさらに森を進んでいくと、森のあるじが現れて、「ばかもの」とカムロを一喝します。

カムロがこづかいをためて買った地図。そんなものは、地図とは言わん、と。

人間は、みな、同じ地図を持って森に入ろうとする。あの岩山にのぼろうとする。

それを森のあるじは、「ばかげたこと」「ただの、人と人との約束事だ」と言います。

「森は、生きておる。春も夏も秋も冬も、朝も昼も夜も、一時として同じ姿をとどめることはない。そんなこの森を、たった一枚の地図にすることなど、できるものか」

それでは、森の地図とは?

「お前自身と、森との約束事だ」

岩山は、目標、夢、ビジョン。

森は、そこに至る道のり。

私が原田メソッドで学んできた、長期目的目標設定用紙=シナリオは、私自身の、私だけの「森の地図」なのですね。

目の前の状況や自分の状態に合わせて、地図を微調整したり、時には大きく書き換えたりする必要もあるかもしれません。

意外なところから道がつながることもあったりします。

 

最初、私の森の地図を書き始めた頃、タイ語翻訳も絵本も原田メソッドもバラバラで、ただ節操もなく興味のあることを並べただけのような気がしていました。

「選択と集中」をした方がいいのか、それとも直感のままに惹かれるものに手を出していていいのか。

迷わないわけではありませんでしたが、とりあえず好きなことを興味のおもむくままやってみました。

すると、いろんな化学反応が起きてきました。

絵本の勉強をしていたら、翻訳絵本がたまらなく気になり、多言語の翻訳者さんと知り合いになり、タイ語の絵本を翻訳したくなってきました。

原田メソッドを学んでいたら、勉強会最終日にちょっとした取材を受け、私の名刺に「基礎絵本セラピスト」の文字を見つけたインタビュアーの方が「たっちゃん(絵本セラピスト協会の代表)のところでやってるの?」と言い出したり!

以前、たっちゃんと一緒に仕事をしたことがあるとのこと。

原田メソッド認定パートナーの仲間や講師の方々から、「絵本セラピーと原田メソッドのコラボ、面白い!」と言ってもらえたり。

また、原田メソッドの認定パートナーの中に絵本作家さんがいて、紹介してもらったりもしました。

メッセンジャーでやり取りしただけですが、それだけでもとっても気が合いそうで、今から会える日が楽しみでたまりません。

 

まるで砂鉄が磁石にじわじわと、でも確実に引き寄せられていくような感じです。

「森の地図」。ちょっと地味な絵本で、小学校の読み聞かせでは読めずにいましたが、今になって私自身にとってすごく意味を感じるようになってきました。

 

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