原田メソッドを、今年の3月から1年間かけて習得する「原田メソッド目標達成マスター講座」をご案内するため、原田メソッド体験セミナーが開催されています。
今回、原田メソッド認定パートナーとして、体験セミナーのサポートに入らせていただいてます。
思えば、ちょうど1年前、この体験セミナーを受けたのです。
私がこの体験セミナー会場にいることが、なんとも場違いなような気がしていたのを覚えています。
ここに来るのは、劇的な成果を求める経営者や会社役員、クリニックの院長、コーチやカウンセラーなどの方たちが大半です。
売上も、顧客数も、従業員のモチベーションも関係ない私が、それでも原田メソッドを学びたいと思ったのです。
理由は、息子と自分。
本気でスポーツに打ち込む息子と、自分の人生を切り開きたい私。
原田メソッドの体験者インタビューでは、導入後売上が○○%アップした、収入が〇倍になった、離職率が○○%減少、顧客数○○人増などなどの成果が語られています。
しかし、私と息子には、数字で示せる成果はまだ出ていません。
では、一体何が変わったのでしょうか。
息子の所属する中学校の男子バスケ部は、先の新人戦で県大会優勝。今のところ茨城県で1位です。
しかし、これは息子の活躍ではありません。
1年生の息子はまだまだベンチの端っこの方。
でも、息子と話す部活の話、練習、先輩、顧問の先生の言葉、チームメイトとの関係、試合のときのチームの空気・・・
いろんなところで原田メソッドの「パフォーマンス方程式」を当てはめ、納得いくところがあります。
そこを逐一息子と話し合っていると、小学校の時に入っていた「結果が出せなかった強豪チーム」と「結果が出ている強豪チーム」の違いを、息子なりに学んでいるようです。
まだまだ当事者意識が薄く、目標設定や日誌、ルーティーン行動チェックもやっていませんが、今後自分がプレイヤーとなった時に、どう生きてくるのか楽しみです。
私の方は、去年、夫の会社の人事が決まらず、家族の引っ越しが宙ぶらりんの状態が長く続きました。
引越しの準備も、子供の転校の手続きも済ませ、自分の仕事も辞めていたのに、すべて白紙に戻ってしまいがっかり。
夫に罪はないものの、家族のことや夫の会社に振り回され、犠牲者意識を抱えて生きるのはもう嫌だ!と思って踏み出したのが原田メソッドでした。
そう、「自立型人間」になろうと決めたのです。
自立型人間=自分の人生と未来を切り拓く、勇気と実行力のある人間
この1年で、何度か長期目的・目標用紙を書き、オープンウィンドウを開き、ルーティン行動を設定し、日誌を書いてきた中で、まだ明確な成果や収入は出ていませんが、自分がやろうと思う方向性は絞れてきました。
夫の仕事がどうなろうと、家族のライフスタイルがどう変化しようと、私の生き方、ライフワークは貫ける自信がつきました。
先日、作家の本田健氏のポッドキャストを聞いていたら、こんなキーワードが引っかかってきました。
「視点を高く持つ」
「視点の高い仲間、環境の中に身を置く」
「未来の自分にエネルギーをもらって、引っ張ってもらう」
まさに、高い目標を決めること。
志の高い、または志を同じくする仲間と励まし合い、高め合うこと。
設定した目標に、自分の感情(ワクワクや心から価値を感じる、使命感や達成したときの喜び)をのせることでモチベーションが高まるということ。
原田メソッドで学び、実践してきたことだな、と思いました。
有形の成果として示せるのは、まだもう少し先かもしれませんが、この1年で得られたものは少なくないと実感しています。

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