こんにちは!岡山県が第二の故郷のらくちゃんです。
岡山県美作市に住む義母から、津山市にある多胡本家酒造場の作州津山ビールが届きました。

満点の星空をイメージした「宇宙ラベルシリーズ」とのことで、4種類の地ビールが入っていました。

アルトビールのラベルは、『金星とはやぶさの挑戦』
色は、深みのあるレッドブラウン。高いフレーバーの重厚な味が特長です。

黒ビールスタウトは、『皆既日食』
豊かなローストの香りと上面発酵特有のフルーティーな酸味、独特のフレーバーが特長です。
苦みをおさえ、コクと甘みを深めた黒ビールです。

イツハビール ケルシュは、『海王星から見た太陽系』
多胡本家酒造場の看板、「清酒加茂五葉(かもいつは)」からとったネーミングですね。
鮮やかな黄金色とキレのある味わいが特長です。

メルクビールは、『ハレー彗星』
小麦麦芽とピルスナー麦芽を使い、苦味を抑えた、さわやかな飲み口のバイツェンタイプ(ドイツの伝統的なタイプ)です。
(まだ全部飲んでいないので、味の解説は同梱のパンフレットから引用しました)
この多胡本家酒造場、義母の実家の縁戚にあたるのですが、創業は寛文年間(1680年代)というから、なんと300年以上の歴史がある老舗です。
「加茂五葉」という日本酒が看板商品で、長年地元で愛されてきたのですが、昨今かなり経営が危機に瀕しているという噂を聞いていました。
しかし、300年以上の歴史ある酒造りの伝統を守ろうという、地元の人々の応援があり、事業の継続が決まったそうです。
義母もその応援の気持ちが強かったのですね。
わが家は、夫も私もお酒はあまり飲みませんが、ビールなら少しは・・・
と言ったら、ビールを送ってくれたわけなのです。
気候もだいぶ暑くなってきたので、キリっと冷やしていただきたいと思います。
ところで、岡山に住んでいない私たちも、少しは思い入れがあります。
というのも、このビール工場があるところが、義母の実家の裏手にあって、何度か訪れたことがあるのです。

この建物が作州津山ビール工場で、川沿いの石灯篭が「楢舟着場跡」として津山市の指定重要文化財となっています。
この絵で見て、石灯篭の右手、木の茂っているあたりが義母の実家です。
この川が、鮎も放流されるとてもきれいな川で、子どもたちを連れて行って遊んだことがあります。

加茂川です。
ビール作りには、岡山の清流37に選ばれた加茂川の伏流水を使用しているそうです。
この橋も、風情があります。

「あ、メダカがいる!」と、次男。
5年くらい前のゴールデンウィークでしょうか。

「どれどれ」と捕まえる気満々で、水に入っていく長男。

捕まえたメダカは、「放流された鮎の稚魚じゃろう、捕ったらいかんよ」と義母に言われ、また川に帰しました。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で、春休みもゴールデンウィークも、岡山に帰れませんでした。
せめて、岡山の思い出話でもしながら、夫と作州津山ビールを、いただきたいと思います。