絵本

10月の絵本タイム、開催しました

こんにちは!

大人に絵本を読んでいる、絵本セラピスト🄬らくちゃんです。

 

今年8月から、月に1プログラム、2~3回、「らくちゃんの絵本タイム」と称して、Zoomで絵本セラピーを開催しています。

絵本セラピーとは、セラピストが読む数冊の絵本から、感じたことを分かち合ったり、簡単なワークをしたりする、大人のためのワークショップです。

 

10月のプログラム

10月は、中秋の名月もあり、月のきれいな季節。

また、ハロウィンもあり、「夜」のイメージが浮かびました。

そこで、今月は「月夜の晩に、見る夢は」というテーマで、6冊の絵本を読みました。(読んだ絵本は、すべて著作権者の許可を得ています)

「こわめっこしましょ」(tupera tupera:作 絵本館)

ハロウィンにちなんで、「にらめっこ」ならず「こわめっこ」。

一つ目小僧やフランケンシュタイン、魔女にゾンビ、最後は鬼と怖い顔対決。

顔の筋肉を使ったところで、最後はみんなで笑顔で筋肉をほぐしました。

 

「おばさんのごちそう」(五味太郎:作 絵本館)

お母さんゆずりの方法で、おばさんが作るごちそうは?

おばさんの正体は一体!?

 

「つきとうばん」(藤田雅矢:作 梅田俊作:絵 教育画劇)

1年に1度、どこかの家に回ってくる「つきとうばん」のお話。

優しいタッチの絵で描かれるファンタジーの世界。

そこから感じたこと、思い浮かんだことなどを、参加者の皆さんに、自由にわかち合ってもらいました。

 

「おそろしいよる」(きむらゆういち:作 殿内真帆:絵 鈴木出版)

眠れない夜に、おそろしい思いをするのはいやだけど、嬉しくて、楽しみで、ワクワクして眠れなかったことはありませんか?

そんな体験を、みんなでシェアしてもらいました。

 

「おやすみ、ぼく」(アンドリュー・ダッド:作 エマ・クエイ:絵 落合恵子:訳 クレヨンハウス)

自分の体の、あらゆるところに声をかけ、「おやすみ」を言っていく「ぼく」。

私たちも、普段がんばっている自分の、がんばっているところに、声をかけてあげませんか?

そんな提案をこめて、読みました。

 

「シルクハットぞくは よなかのいちじにやってくる」(おくはらゆめ:作 童心社)

みんなが寝静まった、夜中の1時にやってくるシルクハットをかぶった黒づくめの集団。

この人たちのミッションは?

「ちょっとだけ」・・・してもらっていること。

「ちょっとだけ」・・・してあげられること。

そんなことを、自分の周りから広げていきたい。

絵本に乗せて、私からのメッセージをお伝えしました。

 

参加者の声

今回、参加していただいた方からの声を、ご紹介します。

「今日の絵本タイムのおかげで、子どもの頃に戻った感覚で純粋に絵本を楽しむことができてうれしかったです! 」

「自分を大事にする気持ち・誰かに知らないうちにして貰っている・・・最後のメッセージが印象に残りました。

「らくちゃんの絵本セラピーのお陰で、いい絵本との出会いがあったり、ちょっと振り返って自分を見つめ直すことができたり。嬉しいこといっぱい。」

「絵本を読んでもらう。
感じたことをシェアする。
改めて、いいですねー💕」

「絵本を読んでもらえることが、本当に幸せだと、改めて感じました。」

 

 

ご自分でも、お気に入りの絵本で、お子さんにも読んであげていた絵本があったとのこと。

今回、初めて読んでもらう側になって、絵のかわいさを再発見し、心に響いたとおっしゃる方がいました。

 

すごく気に入ったシーンがあって、絵本タイム終わった直後に、すぐ購入ボタンをクリックしていた、という方も。

 

絵本は、読むシチュエーションやタイミングによっても、受け取る印象が違ったりします。

また、他の人の感じたことを聞くことで、新たに気づいたり、ハッとすることも。

今回私が読んだ絵本を、ご自分でも手に取って読みなおしてみる。

また周りの人に読んであげてみる。

そんなことで、じわじわと絵本が発する温かい空気が広がっていくと嬉しいな、と思います。

 

9月の絵本タイムの記事はこちら。↓

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