つくばの情報

えほんやなずなのえほんの井戸端、11月のお題は「本・図書館」

こんにちは!

つくば市在住の絵本セラピスト🄬らくちゃんです。

 

つくば市の絵本専門店「えほんやなずな」で毎月開催されている、「えほんの井戸端」が、今月も無事に開催され、12日(木)に参加してきました。

「えほんの井戸端」は、テーマに合わせた絵本を、参加者がそれぞれ持ち寄り、紹介し合いながら、ゆる~くおしゃべりする会です。

11月のテーマは、「本・図書館」。

読書の秋。

秋の夜長には、やっぱり「本」でしょう、ということでしょうか。

 

 

本をモチーフに、様々な絵本が持ち寄られました。

さすが、絵本好きが集まる会。

いつも、知らなかった名作との出会いがあり、今月も紹介された絵本のお取り寄せをお願いしてしまいました。

 

この「えほんの井戸端」、以前は月1回開催でしたが、コロナ対策のため少人数で月2回開催になっています。

11月は、22日(日)にも同じテーマで開催予定です。

少人数定員なので、満席になってしまうことも多いのですが、興味のある方は「えほんや なずな」にお問合せください。

 

今月私が紹介した絵本

ちなみに、「本・図書館」というテーマで、私が持っていった絵本はこの2冊です。

 

わたしのそばで きいていて」(リサ・パップ:作 菊田まりこ:訳 WAVE出版)

字を読むのが苦手な女の子、マディのお話。

学校の国語の時間、音読で「よくできました」のシールがなかなかもらえず、悲しい思いをしています。

そんな時、図書館にいた大きな犬、ボニーと出会います。

だまって聞いていてくれるボニーを相手に、本読みの練習をしているうちに、マディは少しずつ勇気と自信をつけていきます。

 

もう一冊は、

ルリユールおじさん」(いせひでこ:作 理論社)

いせひでこさんの、美しい水彩画に引き込まれます。

本の修理職人、ルリユールおじさんのお話。

バラバラになってしまった、少女の大切な植物図鑑を、ルリユールおじさんが見事に生き返られていくまでを描いています。

とうさんから受け継いだ職人の魔法の手、美しいパリの街並み、少女と職人の心の交流・・・

美しいものがいっぱいつまった一冊です。

 

最近の「なずな」情報

ただいま、せいもんばらい開催中

 

 

つくばの絵本専門店「えほんや なずな」では、開店5周年を記念して、11月28日まで「せいもんばらい」を開催中。

 

「せいもんばらい」とは、

陰暦 10月 20日の戎講 (えびすこう) の日に,京都の商人や遊女が四条京極の官 (冠) 者殿に参詣し,商売上の駆引きで客を欺いた罪を払い神罰を免れるように祈った行事。江戸時代以来の風習で,この日,京都,大坂の商店が安売りを行なったところから,のちには商店の売出し行事となり,京坂だけでなく全国に広がった。

(ブリタニカ国際だ百科事典 小項目事典より)

 

なずなさんでは、お客を欺いたりはしていませんが、「これまでの感謝をこめて」だそうです。

私も何冊か絵本を購入しましたが、消費税分をサービスしていただきました。

新品の本が安く買えることは少ないので、28日までのチャンスと思うと、また買いに行ってしまいそうです。

 

また、なずなさんは、2020年つくば市中央図書館雑誌スポンサーになっています。

これは、図書館と地域が連携して、つくばの教育を応援することを目的とした取り組みです。

つくばの企業やお店、団体などがスポンサーとなり、図書館の活動を支援します。

図書館では、雑誌資料のカバーや館内掲示にスポンサー名を表示し、情報発信の場を提供することで、相互に協力し、つくばの教育を応援していくそうです。

 

最近、本を買おうと思うと、ネット書店か大型ショッピングモールの書店を利用してしまいますが、こういうユニークな独自性のある専門書店は、やっぱり面白いですね。

店主のこだわりとセンスの光る「えほんやさん」として、いつまでも続けていってほしいです。