絵本

果物王国岡山のぶどう、最高です

オットの生まれ故郷は岡山県。

果物王国と呼ばれています。

今は一人暮らしとなってしまった母が、季節ごとにおいしい果物を送ってくれるのですが、昨日、こんな立派なぶどうが届きました。

種無しピオーネとシャインマスカットです。

王国の果実にふさわしく、つやつや大粒で張りがあり、豊かな香りと甘みが最高です。

 

この母に、今朝お礼の電話をしました。

昨日の夜電話をしたらいなかったので、ちょっと心配しつつ。

聞こえてきた声は、元気そう。よかった。

昨夜は、コーラスの練習に行っていて、帰りが遅かったのだとか。

もう、ベートーヴェンが始まってるからね、大変なのよ、と

母は趣味でコーラスをやっていて、年末にはベートーヴェンの交響曲第9番、いわゆる「第九」を歌うのです。

 

去年の2月に父を見送ったあと、母は長く休んでいたコーラスを再開。

去年は第9の歌詞をドイツ語で暗記しないといけないから大変だと言っていましたが、今年は「去年一生懸命やったから、意外と覚えてるものね。今年は楽譜を見ないで、指揮を見て歌えてるのよ」と嬉しそうに話していました。

ちなみに、母はドイツ語どころか英語もからっきし。

海外に行ったことすらありません。

脳はいくつになっても成長するという脳科学の最近の知見を、母は実際に証明してくれています。

今年84歳になる母は、コーラスのグループの中で最高齢だとか。

それでも元気で、生き生きと練習もコンサートも楽しんでいるようです。

 

父と二人で家業の金物屋を切り盛りし、3人の息子を育て、働き続けてきた母。

今は、大好きなコーラスに熱中し、短歌の教室にも通っているそうです。

なんと、「ボルダリングも、私、できそう。やってみたいわ」と言っているとか。

いくつになっても、何歳からでも、好きなことを楽しみに、わくわくして過ごし、新しいことに挑戦して成長を続ける、充実した日々を生きる見本を見せてくれる母。

素敵です。😊