絵本

犬も歩けば棒にあたる、私も歩けば象にあたる

つくばエクスプレスのつくば駅周辺にある駐車場は基本的に有料です。

ただし、駅直結の商業ビルに入っているテナントでお買いものをすると、3時間まで無料で駐車できます。

なので、この辺りに用事があって出かけると、必ずこのビルの中の農産物直売所で野菜を買ったり、ドラッグストアで生活用品を買ったりして、3時間分の無料駐車をゲットしています。

この日も、つくば駅からほど近い郵便局に用事があったので、こちらの駐車場を利用。

いつものように駐車券を持って農産物直売所に向かって歩いていたら、途中の小さなフリースペースに臨時の古本屋さんが出ていました。

週末などに、格安スマホの会社などが小さなイベントをやっているところ、と言えばイメージできるでしょうか。

もともと閑散としている商業ビルで、平日の昼間、立ち寄る人も誰もいない、薄暗く寂れた感じの古本屋さんでした。

あまり期待もせず、ただ通り道だったから、ちょっとのぞいただけでした。

案の定、あまりそそられる品ぞろえではありません。

一応、絵本のところものぞいてみたら、色あせ、日に焼け、表紙のすれた中古本の中に見つけたのは、これ!

以前、私がタイの象の保護活動に関わっていたことは、ここのブログでも書いたことがあります。

その頃、象病院を訪ねるスタディーツアーでご一緒した、絵本作家のスギヤマカナヨさんと、去年の10月に20年ぶりくらいに再会しました。

スギヤマカナヨさんがスタディツアーに参加してみようと思ったのは、「ゾウの本」を描いたから。

あの「ゾウの本」、再会を機にどうしても手に入れたくて、探してみたのですが在庫切れ。

今は入手困難になっていることがわかりました。

それが、なんと目の前に!

しかも、表紙カバーに破れもなく、かなり状態も良好です。

迷わず購入。3時間の無料駐車もつけてもらえました。

 

ゾウに関するいろいろな知識を解説した、図鑑的な色合いの濃い絵本ですので、絵本セラピーなどで読み聞かせるには向かないかもしれません。

でも、私のいろんな思い出や感情と紐づけられている貴重な一冊。

時々ながめて、タイの象に思いをはせたいと思います。

 

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