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「居場所をください」ドキュメンタリー番組から受け取ったメッセージ

テレビ番組の制作をしている友人がいます。

その彼が長い時間をかけて密着取材してきた、渾身のドキュメンタリー番組が放送されるというので、録画をしてじっくり見ました。

普段、私はテレビをほとんど見ません。

でも、フェイスブックでこの番組にかける友人の真剣な思い、世に伝えたい深刻な問題、そこでひたむきに情熱を傾けて活動する人たちのことを知らせたいという思いを読み、番組を見ずにはいられなくなりました。

その番組は、フジテレビのドキュメンタリー「日曜THEリアル 居場所をください~限界密着・・・壊れていく子どもたち~」

周囲とうまく人間関係が築けず、いじめを受けて不登校になった中学生、ゲーム依存で2年間引きこもっている高校生、交際相手からのDVを受け、自傷行為を繰り返しながら母になろうとしている16歳・・・

傷つき、困難を抱えた子供たちを、なんとか更生させ、自立させようと、心から寄り添い、親身になってサポートする3人の熱血先生に密着取材した、渾身のドキュメンタリー番組です。

この番組について、17年前から取り組み、取材を続け、いろんな親子のケースを見てきて考えたこと、あらためて世の中に問いたいことなどを、番組制作者である友人が、東洋経済ON LINEに寄稿しています。

 

家庭内暴力、育児放棄、いじめ、貧困…

子どもたちは、居場所を見失い、心を閉ざし、ますます自分自身を追い詰めていくようです。

さらに最近では、依存性の強いオンラインゲームが、子どもたちの引きこもりや孤立に拍車をかけます。

 

こういう問題に触れると、必ず思い出す本があります。

「あふれでたのは やさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室」

昨年、号泣しながら読んだ一冊です。

 

重大な犯罪を犯してしまった少年たちにも、やはり困難な家庭環境、貧困、いじめ、育児放棄などがありました。

その彼らに、絵本や詩を使って、自分を表現すること、無条件に他人に受け止めてもらうことなどを体験してもらうことで、固く閉ざし冷えきった心に温かな感情を蘇らせ、前を向くようになっていった様子を見守ってきた著者の感動の記録です。

 

「居場所をください」の少年少女も、奈良少年刑務所の少年たちも、自分を受け止め、寄り添ってくれる人の間で変わっていくことができました。

子供時代、親の愛情をたっぷりもらって、幸せな時間を過ごせた人は、それがその後を生きていく力になるということを聞いたことがあります。

でも、何らかの事情でそれが得られなかった子は、もう生きていけないのでしょうか・・・

そうではありません。

親じゃなくても、その存在を肯定し、話を聞き、気持ちを受け止めてあげることで、子供たちはまた前を向けるようになるのだと思います。

人は変れる。

どんな過去があっても。

私には、そう信じることしかできません。

私には、番組に出てきた熱血先生のように、最前線で、傷つき、心を閉ざした家出少女や引きこもり少年に向き合うことはできないかもしれません。

でも、人の無限の可能性を信じ、人の気持ちに寄り添い、受け止め、尊重する気持ちを持って、周囲の人や子供たちに接していくことで、「よりよき世界」に向かう小さな小さな流れを自分の周りから作れれば・・・

そんなふうに思っています。

 

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中山純子

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