本の街・神保町に、子どもの本とカフェのお店「ブックハウスカフェ」があります。
お店まるごと絵本屋さんで、絵本のキャラクターグッズなどの商品も手に入る、絵本好きにはたまらない場所です。


この、ブックハウスカフェが、SOSを出しています。
世界的に蔓延する新型コロナウィルスの影響で、日本でも全国的に外出自粛が要請されています。
本屋さんにも、今は出かけることを控えなければならない時期です。
本を買ってくれるお客さんはこない、カフェにも人は入らない・・・でも、ランニングコストはかかります。
家賃、電気代、スタッフのお給料・・・
神保町は東京都心ですから、家賃もそれなりでしょう。
実は、このお店、まだオープンして3年しかたっていないのだとか。
詳しいふところ事情は知りませんが、大企業のような体力をお持ちとは思えません。
苦肉の策として、「サポーター」を募集し始めました。
一口3,000円の個人サポーターと、一口1万円の法人サポーターのプランがあり、カフェチケットなどのつく特典付きコースと、特典なしコースがあります。
ここで少し私が体験した「ブックハウスカフェ」をご紹介します。
とはいえ東京なので、つくばからはそうしょっちゅう行けるわけではありません。
ですが、絵本関係のセミナーや絵本作家さんのサイン会、原画展などのイベントもよく開催されるので、私も何度か足を運びました。
店舗の中にもミニギャラリーがあり、マンスリーで原画が展示されていたりしますが、2階に上がると広いイベントスペースになっていて、企画展なども開催されています。
私が去年の秋に行ったのは、「こどもの本の画家たち展」。



店舗中央のカフェスペースで開かれた、シャンティ国際ボランティア会の活動報告会にも参加しました。

なんと、この会で、絵本作家のスギヤマカナヨさんと、20年ぶりの再会を果たしたという、忘れられないできごともありました。

月1回通年で計画されている「ひさよの絵本講座」という勉強会にも参加してみました。

ぼうだいな数の絵本の紹介と、読み解き方、制作の背景や作家のことなど、濃密な内容に大興奮。
新年度から毎月通うぞ!と申し込みをしたところで、このようなことになってしまいました・・・(涙)
店舗の奥には、さらにゆったりとしたカフェスペースがあり、懇親会や座談会のようなイベントによく使われます。

絵本セラピストの仲間も、ここのカフェで絵本セラピーや「おとな絵本部」のような部活動?をやっていました。
絵本に関わる人、絵本好きの人のイベントも頻繁にあり、子どもの本への愛と活気を感じられる大好きなお店です。
だから、アフターコロナには、また元気に営業してほしい。
新しい絵本を店頭に並べ、原画を飾り、作家さんのサイン会をして欲しい。
原画展や勉強会、作家さんの講演会もいっぱいやってほしい。
また、わくわくしながらイベントカレンダーをながめ、子供が学校に行っている間に、つくばエクスプレスに飛び乗って絵本講座を聞きに行きたい・・・
私ができることは、本当にささいなことかもしれません。
でも、祈るような思いを込めて、サポーターに申し込ませていただきます。

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