子育て・教育

アスリートができることを考える

こんにちは!男子二人ママのらくちゃんです。

 

昨日、小学6年生の次男に、プロサッカーの香川真司選手からプレゼントが届いた話を書きました。

昨日の記事は、こちら。↓

 

すると、今日の朝日小学生新聞に、バドミントンの桃田選手の記事が!

そして、その横には、陸上男子100メートル走の日本記録を持つサニブラウン選手の記事があります。

コロナの感染拡大防止のため、ステイホーム、外出自粛で、スポーツの大会も練習もできていませんでした。

それなのに、なぜこんなにもアスリートの記事が?

 

アスリートが考えていること

桃田選手も、サニブラウン選手も、香川選手と同じアスリートによる社会貢献活動を行う「UDN Foundation」に参加しています。

桃田選手は、

「スポーツ選手として自分ができることを考え、人間として成長するために、一緒に活動していきたいと思いました。」

と言います。

私は、桃田選手のファンというわけでもなければ、特別よく知っているわけでもありません。

ニュースで見聞きしている程度の情報ですが、過去にスキャンダルや大きな事故がありましたよね。

そこから再起を果たし、大きな大会で優勝を飾り、さらに挑戦を続けています。

 

サニブラウン選手は、オンラインのトークイベントを通じて、インターハイなどの大会が中止になってしまった陸上部の中高生を励ましました。

自分もけがで競技ができなかった経験をふまえ、「つらくても目標を持ってがんばれば、どんな困難でも乗り越えられる」と語りかけたそうです。

 

他にも多くのアスリートがこの活動に賛同し、メッセージを寄せています。

 

こういう時代だからでしょうか。

競技種目を超えて、多くのアスリートたちが一緒に「つながろう」「乗り越えよう」と呼びかけています。

でも、このプラットフォームができたのは、2019年5月だったので、コロナがきっかけというわけではありません。

いろんな考え方や価値観が、時代とともに変化してきたように、スポーツ界やアスリートのあり方、考え方も変わってきたような気がします。

 

私が持っていたスポーツ選手のイメージ

私は、スポーツをやりません。

子供の頃から、運動が苦手で、学校の運動会やマラソン大会が憂鬱でたまりませんでした。

なので、スポーツ界やプロ選手、トップアスリートのことを偉そうに語れる立場にはありません。

あくまで、私の個人的な印象ですが、スポーツで頂点に立つ選手は、苛酷な練習を歯を食いしばって、気合と根性で耐え、上りつめるもの。

上りつめた選手は、孤高の天才、トップの孤独と言われ、若き挑戦者に倒されることに戦々恐々とする・・・

世代的にわかる方は、「あしたのジョー」や「巨人の星」。

またはアリスの歌った「チャンピオン」の世界。

憧れやかっこよさよりも、「つらそう・・・」「そういうの、無理だわ」と思っていました。

もちろん、オリンピックの金メダリストなどは、素直に「すごい!」と思っていましたが、反面、しごきや体罰などのイメージもあり、ちょっと怖い世界に見えました。

実際、暴力事件や、薬物問題もありました。

昭和の頃は、反社会的勢力との付き合いが噂されたり、夜の街で豪遊する姿も当たり前だったのではないでしょうか。

 

最近のアスリートはかっこいい

相変わらず、私はスポーツはやらないし、スポーツ観戦もあまりしないのですが、息子が強豪のスポーツチームに入ったことをきっかけに、「なんのためにスポーツをするのか?」ということを、真剣に考えるようになりました。

また、そういう視点でサッカーワールドカップやオリンピックも見るようになりました。

そして、思いました。

「なんか、最近の選手、かっこいい!」

「スポーツ選手」というより「アスリート」という言葉をよく聞くようになったように、なんだか洗練されてかっこよくなったような気がします。

イケメンくんも多くなりましたが、言動が成熟していたり、言葉に深みがあったりします。

高い目標を立て、自分を律し、プレッシャーや緊張を乗り越え、フィジカルを鍛え上げていく過程で、精神的に磨かれていくのでしょう。

しかし、それだけでなく、優勝や金メダルの先にある真の目的を見据えた理念や哲学こそが、彼らの魅力になっているのではないでしょうか。

 

師匠の原田隆史先生が、プロやトップアスリートのメンタルトレーナーをしているため、試合や練習現場での彼らのエピソードを聞く機会があります。

大谷翔平、菊池雄星、羽生結弦、サッカーの浦和レッズ、バスケチームの滋賀レイクスターズのメンバーたち…

彼らの視点の高さ、人格、周囲への気づかいや感謝の態度には、プレイ以上に感動させられます。

 

また、イチローの言葉や態度が、スポーツに限らず、他の分野やビジネスマンにも深く刺さり、元気勇気を与えているのもいい例です。

 

勝利至上主義ではなく、また自分の記録のためだけでもなく、競技を極めた先に見えるもの、できることにワクワクしているアスリートたちが、世の中を変えようと動き出しています。

 

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