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小学校で読み聞かせ 1年生に読んだ絵本と、緊急事態宣言下での読み聞かせスタイル

こんにちは!

大人にも子どもにも絵本を読んでいる、絵本セラピスト🄬らくちゃんです。(プロフィールはこちら

 

先日(1月19日)、息子の通う小学校に、絵本の読み聞かせに行ってきました。

茨城県では、前日の18日から、県独自の緊急事態宣言が発令され、部活の休日練習やスポーツ少年団の活動も、自粛を要請されています。

 

昨年の緊急事態宣言の時は、分散登校や休校になり、読み聞かせも中止になりました。

しかし、今回は学校生活は通常どおり行われており、保護者のボランティアによる読み聞かせも実施するとのことでした。

 

コロナ禍での小学校読み聞かせスタイル

長男が小学校に入学してから、保護者のボランティアとして、小学校で絵本の読み聞かせをしてきて、もう8年になりました。

コロナ前は、読み聞かせのある朝は、椅子と机を教室の後ろに下げ、子供たちは床に体育座りをして聞いてくれました。

絵本は、そんなに大きくないし、端の方の子は見えないので、「もっとギュッとくっついて」「見えない子は、見えるところに出てきていいよ」なんて言ったものでした。

でも、もう、そんな読み方はできません・・・

 

今は、いつも授業をやっている形、机を一人ずつ離したまま、椅子に座って聞きます。

真冬ですが、換気のため教室の窓も、廊下の窓も開いています。

寒い子は、上着を着たまま授業を受けてもいいそうです。

この席の並びでは、教科書忘れても、お隣の子に見せてもらうなんて、できないんですね。

 

読み手もマスクをしたまま読みますから、声がこもって聞きづらいかも。

顔の表情も見えづらいですが、しょうがないですね。

 

1年生に読んだ絵本

1月19日・・・微妙なところです。

お正月気分はもう抜けていて、でも節分にはまだちょっと早い。

 

でも、まだ1月ですから、干支にちなんでこの絵本。

うし うしろをふりかえった

うしがいた

 

まるでだじゃれのような詩。

単純でナンセンスな繰り返しに、子供たち大うけでした。

あ~、楽しかった。

 

もう一冊、これも読みました。

お母さんと一緒に買物に行った男の子。

寄せ鍋の材料をかごに入れながら、自然と食について学びます。

がんもどきは、何からできてるの?

そのがんもどきを作るお豆腐は、何からできているのかな?

買ったものを、「りくのもの」と「うみのもの」に分けてみたらどうなる。

男の子の好きなスナック菓子はどうなの?

 

寒いこの季節。

子供たちの家でも、お鍋の登場回数が多いのではないでしょうか?

家族でお鍋を食べながら、「りくのもの?」「うみのもの?」なんて、話題になったらいいな、と思って読みました。

 

いろいろと制限だらけの学校生活で、少しでも楽しかったり、心が元気になるようなことができたら。

絵本の読み聞かせには、その力があると思います。

マスクに覆われていても、こぼれる笑顔とキラキラな瞳に、私も元気をもらいました。