こんにちは!
タイ生活7年の経験を持つ、つくば市在住の主婦、らくちゃんです。(プロフィールはこちら)
現在、完全在宅ワークの夫が、今日は(2021年2月12日)は有給休暇を取っていたようで(いつも家にいるから、気がつかなかったよ)、いきなり「今日は昼にタイ料理でも食べに行くか~」と言い出しました。
めずらしいこともあるものです。
タイ駐在中も、ショッピングモールの中の「大戸屋」とか「ココ壱番屋」とかばかり行っていた人が・・・
しかし、常にタイの味が恋しい私に異論があるはずはなく、うちから車で10分足らずのところにある「タイの台所 コワタイ」に行ってきました。
大通りに面した一軒家。
通るたびに気になってはいましたが、初めての訪問です。
店名の「コワタイ」ってなに?と夫に聞かれましたが、さぁ・・・?
看板のタイ語を見て、わかりました。

「ครัวไทย ね!」
タイ語の音は、日本語のカタカナに正確に置き換えることはできませんが、普通は「クルアタイ」ですね。
要は「タイの台所」です。
基本情報
お店の名前 |
タイの台所 コワタイ |
---|---|
住所 |
〒305-0065 |
電話 | 029-819-0906 |
営業時間 |
11:30~15:00(L.O.14:00~14:30頃) 17:00~21:00(L.O.20:00~20:30頃) 毎週水曜日定休 |
アクセス |
車でのご来店をおすすめします。 近くに鉄道の駅やバス停はありません。 |
※2021年2月28日までは、20時閉店
営業時間、休業日は、急きょ変更になる場合があります。
メニューと店内の様子
お昼は、1,000円のランチセットがメインです。
全品にサラダバーとドリンクバーが含まれています。

オーソドックスなタイのお料理が並びます。
ランチセット、14種類はなかなかのものです。
4番のカオマンガイ。
バンコクに住んでた時、近くに美味しいお店があったのよね。
12番のカオソーイは、北タイ、チェンマイの名物料理。
懐かしいな~。
しかし、14番の「カオトム」はおかゆなんですが・・・
普通タイで食べる時は、「ムーサップ(豚ひき肉団子)」「グン(えび)」「カイケム(塩漬けタマゴ)などのトッピングを入れるんですよね。
「カオトム」だけだと、本当に白がゆ。
体調悪い時はいいけど、お肉やシーフードがふんだんに使われたメニューと同じ値段で並んでいるとは・・・
コスパ意識の高い主婦には、注文できないメニューですね。
ちなみに、単品メニューもあります。

サラダバーはこんな感じ。
レタス、千切り大根と水菜、ワカメ、ポテトサラダ。
ここは、タイ料理じゃありませんね。
タイ料理のサラダ、ヤムウンセン(春雨サラダ)やソムタム(青パパイヤのサラダ)、ラープ(ひき肉のサラダ)が食べたいな~。

ドリンクバーの写真はありませんが、マシンでコーラとか、カルピスとか、ウーロン茶とか出てくるタイプのやつです。
店内の様子です。
カーテンの向こうがキッチンになっていて、タイ人のおばちゃん3人くらいで調理しているようです。

カーテンの上にある大画面モニターで、タイの観光映像が流れていて旅情をそそります。
店内、席数はテーブル席24席、お座敷8席。
お座敷スペースは、混雑時以外は小さいお子様連れの方のみ利用できるそうです。
夫が注文したのは、パッスィユ(太麺黒醤油焼きそば)。
お米で作った麺の幅広タイプのものを、青菜と豚肉を入れてタイの濃い口醤油で炒めてあります。
タイではとても一般的に食べられている一品。
これ自体に唐辛子の辛味はなく、自分で調味料をかけて好みの味に仕上げます。

この調味料がなかなか本格的でした。


上の方から時計回りに、①粉末唐辛子②ナンプラー③グラニュー糖④お酢
粗めに刻んだ粉末唐辛子と青唐辛子を入れたお酢が、現地っぽいです。
私がいただいたのは、パッ・ガパオ・ガイ(チキンガパオライス)。
基本のタイ料理メニューで、これを食べれば大体その店の実力がわかるというもの。

肉多めで嬉しいです。
結構、肉が少なくて、最後ご飯が余ってしまうお店も多いのですが、ここは大丈夫。
お米も、タイから取り寄せているタイ米です。
欲を言えば、もっとガパオ(タイのバジル)が多めがいいのですが、それは好みの問題ですね。
ちょっと「おっ!」と思ったのが、ご飯ものについてくるスープです。
ゲーンジュートという優しいお味のクリアスープ。
柔らかく煮込んだ大根とムーサップ(豚ひき肉団子)にセロリが入って、現地の味を彷彿とさせます。
どこのお店も、付け合わせスープは適当な感じなので、ここのスープはちょっと印象的でした。
サラダバーコーナーには、オレンジとタピオカだけですが、デザートもありました。
タピオカをいただきましたが、これもちょっと本格的。
タピオカミルクの中に、コーンとファクトーン(かぼちゃ)が入っています。
タイに行き始めた頃、デザートにコーンってちょっと違和感があったのですが、いまや「懐かしい~、これ、これ」と思うようになってしまいました。
かぼちゃも、日本で売っている「えびすかぼちゃ」じゃないような食感でした。
タイのファクトーンなのかなぁ・・・

お店の感染症対策
このご時世、感染症対策にお店側も客側も気を使います。
このお店では、入り口の手指消毒、レジのビニールカーテン設置、店内での飲食時以外のマスク着用をお願いするなど、基本の対策の他、サラダバーでのマスク着用と会話禁止、トングを持つ手には使い捨てビニール手袋を用意するなどの対策をしていました。
レジにはPaypay決済も導入されていて、非接触での精算も可能です。
テイクアウトもできますので、買って帰って、家でタイの味を楽しんでもいいですね。
※持ち帰り用レジ袋は有料です。
まだまだ当分タイに行けそうにはありません。
コロナが収束し、安心して旅行に行けるようになるまでは、タイに思いをはせつつ、ここのお料理をいただこうと思います。